妊娠・出産・育児の情報サイト


不妊治療に嫌悪感すら抱く夫とぶつかる日々。孤独な努力のストレスに蝕ばまれ…

f:id:akasuguope02:20160223224656j:plain

f:id:akasuguope02:20160223214438p:plain

28歳の時に35歳の男性と結婚しました。

夫の年齢と私自身も看護師という不規則な生活をしていることもあり、結婚当初から妊娠できるのか漠然とした不安がありました。

それでも新婚ということもあり、新婚旅行が終わるまでは避妊し、漠然とした不安を抱えたまま検査を受けることはなく過ごしていました。

 

そして夫婦で相談し、新婚旅行当日から避妊をやめることになりました。

生理周期も28-30日で安定しており、仕事がら排卵周期やホルモンなどの知識があったため、3ヶ月間妊娠しなかったため、市販の排卵チェッカーを使用しタイミング法を開始しました。

しかし新婚旅行から半年間、私が妊娠することはありませんでした。

私はもともと生理が止まったり、きつかったりしていたので、妊娠しやすい体質とは言えないと自覚はしていました。

また、10代からの友人が数年前に不妊治療をしており子供は授かってはいたものの同い年の友人だったため「自分もそうなのでは?」と不安に感じてはいました。

しかし、自分が「不妊症」だと認めたくなくて検査にいくか悩んでいました。

 

夫に相談してみましたが、夫は「1年はする必要ないよ。」と相手にしてくれませんでした。

年齢や不妊治療をしていた友人からの情報で私はどんどん不安になっていきました。

私は自分の両親とも仲が悪く、また、内容が内容だけに夫の両親にも言えず、また一番に相談に乗ってほしい夫も、話を聞く耳をもつどころか、この話題に対して嫌悪感すら抱いているようでした。

このままでは夫婦の関係がおかしくなってしまう。

なにより、私自身自分がヒステリックになっていくのがわかっていました。

 

私は意を決して夫に近所の不妊治療をしているクリニックに検査にいくと話しましたが、夫は納得していない様子でした。「自分の判断でいくならどうぞ。」と。

その言葉に冷たいなとは思ったものの、私のほうに妊娠できない原因がある可能性がある以上、なにも言い返せませんでした。

1年も待つということは無駄な事だと自分を言い聞かせ、不安な気持ちと闘いながらクリニックに電話をかけ検査の予約をとりました。

不妊検査の日には夫婦で検査に来ている人が多く見られ、私は一人なんだ…と何とも言えない気持ちと葛藤しながら医師の話を聞き、検査を受けました。

 

結果的には、早く検査を受けてよかったと思います。

私は初回の超音波検査で、子宮筋腫が見つかったからです。しかも3つ。

妊娠・出産には差し支えないと医師からは言われましたが、妊娠の阻害につながるかも知れないと私は衝撃を受けました。

仕事柄、告知する場面に付き添いすることも多かったのですが、自分のことになると、命に関わる病気ではないのも関わらず、本当に本当にショックでした。

そして目の前が真っ白になりました。

 

自宅に帰って夫と結婚して初めての喧嘩をしました。

泣いてヒステリックになって、私は子供がほしかった。

その為に夫に協力してほしかったと初めて素直に話しました。

その日はそのまま二人の間に不協和音が流れたままで終わりました。

そして、改めて話し合いを行い、とりあえず検査の続きをしてから話すことになりました。

 

痛み止めを使用しても痛みの伴う検査である卵管造影を実施しました。

その結果、卵管も狭窄していた事が判明しました。

他の検査や血液検査でホルモンなどは異常なく、あとは夫の精子検査のみとなりました。

夫はもとから大の病院嫌いで、さらに不妊検査に対してかなり嫌悪感を抱いている様子があったため、私はなかなか言い出せずにいました。

医師から催促があり、意を決して夫に話しました。

案の定、夫は不機嫌になり、何回話し合っても検査をするとは言ってくれませんでした。

それから、半年間はタイミング法で様子を見ることになりました。

2人で頑張ることのはずなのに、私は1人で頑張っている気がして、そのストレスは私を蝕んでいきました。

 

結果として半年後に私は自然妊娠することができました。

しかし、その妊娠がわかる少し前に私は、病院通いを数か月中止しようと考えていたところでした。

たとえタイミング法といっても、精神的な部分で私は、壊れていったからです。

このままではいけないと思っていた矢先に妊娠して、私はラッキーだったのだと思います。

 

不妊検査・治療。それだけで女性は多くのストレスを感じ、検査にも治療にも多くの我慢や痛み、痛みを伴う検査も多いです。

男性側は少しでも配慮してほしいと思います。

しかし、それがパートナーに言えれば、問題は難しくないのです。

私自身、言えませんでした。

友人のところは検査や知慮に積極的で病院にも付き添いしてくれていました。

そういう事実も私を追い詰めていきました。

もしも検査をすることを悩んでいる女性がいるならば、検査をすることを勧めたいと思います。

しかし、できるなら、たとえ一度喧嘩になったとしてもパートナーと話し合ってみてほしいなと思います。

 

著者:のんちゃん

三十路看護師

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。