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実家に居場所はなかった…里帰り中のホームシックとマタニティブルー、両親への嫌悪感

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41歳での出産。

不安ではありましたが、経過も順調でした。

夫や両親の強い希望により、実家に里帰り出産をすることになりました。

 

妊娠9か月に入ったところで実家に帰省しました。

久々の実家、ご飯も作ってもらえる、洗濯もしてもらえる!とウキウキでした。

 

妊婦健診から帰宅し、夫へエコー写真を送ろうとスキャンしていたところ、弟家族が実家にやってきて、甥っ子が走り回り始めました。

父はニコニコ追いかけまわしていました。

私の子供が生まれたらこんな感じにかわいがってもらえるのかなぁ、もっと実感してもらいたいなぁと思い、

「ここにもうすぐ生まれる子の写真があるよ!」

と声をかけました。

 

すると父は、

「そんな犬の子かサルの子かわからんようなのは知らん!甥っ子がいればいい」

と言いました。

そのときは、

「ひどい!」

と笑ってすませましたが、時間がたつにつれ、じわじわと悲しくなってきました。

 

実家にいても逆にすることがなく、変に考えすぎてしまうことが多くなり、また、妊婦健診にも誰かにつれて行ってもらわなければならないという負い目もあり、ホームシックにかかりつつありました。

毎晩帰りたい・・・と泣いていました。

その上に父の言葉です。

思い出してしまうたびに、父に対して不信感というか、嫌悪感が増していきました。

何気ない一言であっても、それが根っこにある本心ではないか、そう思っているから、つい言葉に出てしまうのではないか、そう考えてしまったのです。

 

無事に出産し、父も母もとても喜んでくれました。

でも父に対する嫌悪感はやはり消えず、ホームシックも収まりません。

 

初めての育児に四苦八苦している中、今度は母の言動に怒りがわいてきました。

 

こどもが泣くと、

「おっぱい足りないんじゃ…」

と言われ(10分前にようやくおっぱいから口を離したところだった)、

「ミルク足せば?」

と言われ(3時間あけるように言われたのに、30分しかたっていなかった)、

私がお風呂に入っている間に泣いている子供を抱っこし、

「ミルクもらえないなんてかわいそうにねー、ダメなお母さんだねぇ」

と話しかけていました。

 

また、父への嫌悪感から、特にお酒を飲んだ状態での父には抱っこさせたくないと言っていたにも関わらず、私がお風呂に入っている間に抱っこさせていたりもしました。

やっと子供が眠ったと思ったら大きな音を立てたり、すべての言動がいやでなりませんでした。

朝方など、ふと目を覚ますと母が覗き込んでいたり、授乳していると

「おっぱい出てる?」

と覗き込んでくるのですから、気が休まる時がまったくありません。

 

産後1か月以上たって、ようやく自宅に戻った時は、本当に涙が出るくらいうれしかったです。

たとえ家事一切を自分がしなくてはならなくても、子供と2人、落ち着いた環境になることがその時の私には必要なことでした。

実際、嘘のように閉じていた心がほぐれていく感じがしましたし、泣いている子供を見ても、夜中に何度も起こされてもつらいと思うことが全くありませんでした。

 

結婚して実家を出てしまうと、あっという間に自分の居場所がなくなってしまい、実家ではあるけれどお客様扱い。

気を使いつつ、3か月の里帰りはつらかったです。

1年が過ぎ、子供は私のこの時の気持ちを感じているのか、私の両親には全く懐かず、実家につれて行くたびに号泣しています。

 

 

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著者:そらを
年齢:42歳
子どもの年齢:1歳1ヶ月

高齢出産、35時間の陣痛に耐え、元気な男の子を出産しました。現在歩き回るわが子を追い掛け回し、日々の成長を楽しんでいます。

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