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妊娠する前からの負担…不妊治療と仕事との両立。諦めかけたところに救いの手が!

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お互い仕事も忙しく結婚してからあっという間に3年たった年、私の30才の誕生日をきっかけに子作りを意識し始めました。

結婚後、特に避妊等をせずに夫婦生活を送っていたのに、一度も生理が遅れなかった事に焦りを感じたのもこの時でした。

 

仕事がら調べ事が得意な私は、調べる内にどんどん不安が募ります。

誕生日から1カ月が過ぎた頃には旦那に

「一度不妊検査を受けてみたい」

と切り出していました。

 

地元で有名な不妊治療専門病院に2カ月の予約待ちをして夫婦で受診し、お互いに不妊の一般検査を受ける事になりました。

男性の一般不妊検査は当日の血液検査と後日提出の精液検査で終了でしたが、女性の検査は次回の生理周期にあわせてスケジュールが組まれました。

生理前のホルモン検査、生理終了後の卵管造影検査(2日連続)、排卵期の卵胞チェックにヒューナーテスト…と、1カ月の間に何度通院するのか?

病院は職場から遠く通院の為には半休を取らないとならず、不妊かどうかを調べる為にこんなに会社を休まないといけないなんて…と衝撃を受けました。

 

その後も最低でも月に2日は通院が必要だったり、時には数日連続の通院もあり、治療開始から2カ月目で直属の上司に相談をしました。

会社としては不妊治療の為に傷病休暇は使えない旨と、仕事に影響があるので担当している仕事を後輩に任せ、休んでも影響が無い仕事を担当する様に言われました。

結果的に今までの仕事から下ろされ、誰でも出来る単調な仕事になりました。

 

そして一番辛かったのは、休みが多くなり不妊治療に通っている事が周知の事実になった事です。

不妊に悩む女性は少なからず被害妄想が大きくなります。

生理が来る度に落ち込み情緒不安定となり、妊娠報告を聞いたり妊婦さんをみると切なく自虐的になったり…。

私も同僚達に

「こどもが出来ないなんて可哀想に…」

と思われていると思い込み、会社に行くのが辛い時期もありました。

 

しかし不妊治療にはとにかくお金が掛るため、現実に戻ってからは仕事を辞めるつもりはありませんでした。

私が不妊治療と仕事を両立するのが難しいと感じた点は、周囲からの理解が得られないこと、理解があってもデリカシーがないと感じてしまうこと、治療がステップアップすると一定時期に集中した休みが必要になり休みが不足することでした。

 

不妊治療開始から1年が経ちステップアップを決めた時、私は総務の同期に退職を相談しました。

その頃には有給も無くなる寸前で、通院を続けるには欠勤扱いになる状況でした。

同期は親身に相談に乗ってくれて、社員からの直訴案件として部内会議で議題に挙げてくれました。

そのお陰で私は社内初の不妊治療による傷病休業を取得させて貰う事が出来ました。

 

幸い私自身は退職をしないで済みましたが、世間では妊娠を望んで仕事を辞めざるを得ない女性が多くいると思います。

出産の為以外にも妊娠する為に退職を余議なくされるこの事実。

子どもを産む側の女性の負担がどうしても重いと感じます。

 

少子化対策と言われ色々な施策が行われていますが、今後不妊治療の分野にも対策が広がる事を願ってやみません。

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著者:あめんぼ
年齢:37歳
子どもの年齢:5歳、9ヶ月

 

5歳男の子と9カ月の女の子のワーキングママです。長男妊娠までに5年、長女妊娠までに4年と不妊と2人目不妊を共に経験しました。妊娠するってこんなに大変で素晴らしいと思えたのは、不妊のお陰とも言えます。

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