どうも、ナナイロペリカンと申します。
ちょっと不定期連載の途中ですが、時事ネタをひとつ。
いやほんと、
この子たちはちょっと目を離すとコレだわ!
特に下の子が1歳直前のひな祭り
おだいり様の首をとられそうになるなど、
リアル進撃の巨人と化し、地獄を見たり…!
上の子も今年はもう6歳、
この年になればもう壊される心配は減ったと思いきや、
おひな様が気になって仕方ないようで
ぼんぼりやお花の位置を、ちょこちょこと触って動かす!やめろー!(涙)
おひな様に込められた想い
ちょっぴり話は変わり
タマ子が初節句の時の5年くらい前の話になりますが
このおひな様は、私の代から使ってるおひな様で
子どもが生まれてから久々に家の倉庫から引っぱりだして来たものでした。
十数年ぶりに日の目を見た初節句の年のおひなさまには、
「あ、このヒシ餅!おいしそうでかじってみたりしたなぁ」
「あ!ぼんぼり、電池切れっぱなしで飾ってたっけ(テキトーな家だったなぁ)」
思い出カプセルのように
梱包から取り出すたびに、懐かしい懐かしいと、心が躍る。
で、飾り終えてみると
あれ、こんなにちゃんとしたおひな様だったんだぁ…ビックリ
そして
おひな様の入ってたダンボールの片隅に書かれた文字を発見。
「昭和59年、立川の高島屋にて」
「立川…てことは、お母さん方のおばあちゃんが
買ってくれたものだったんだ…!」
物心ついたときからあるおひな様だったけれど
そのダンボールの文字をあらためて考えてみて知った事実。
私が2、3歳の頃に亡くなってしまった母方の祖母、
写真でしかよく知らないし
ほとんどキオクが無かったのですが
その祖母は早くに夫を亡くし、女手一人で子供4人を育てた苦労人…
きっとそんなにお金もなかっただろうに
孫の私の為に、こんなに立派なおひな様を買ってくれたんだなぁ
キレイな状態で残されたおひな様の飾りを見て
時を超えて、祖母の想いが伝わったような気がしました。
ありがとう、おばあちゃん。
ほとんどおばあちゃんとの思い出が無いけれど、
このおひな様を出す時は、
いつも祖母が遊びに来てくれているような気持ちになるのです。
このおひなさまはいつまでも子どもに残し伝えたい。
温存をかけた戦いはあと何年続くのでしょうか!
著者:ナナイロペリカン
東京都在中。広告などのグラフィックデザイナーを経て、妊娠を機に退職。はじめた育 児絵日記ブログ「たまご絵日記」が人気になり、育児コミックエッセイ『たまご絵日記』『たまご絵日記2』を発売。
育児漫画3冊目となる『いろはにちへどーがんばるかあちゃんの子育て三年盛りー 』(講談社)も発売中。2児育児のエピソードも満載!
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