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『高齢出産は精神的に余裕を持って育児できる』はずが…大泣きの我が子にお手上げ!

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ずっと待ち望んでいた赤ちゃんがやっと生まれてきてくれたのは、30代も後半にさしかかった頃のことでした。

インターネットで『高齢出産』と検索すれば、「流産」「障害」「育児する体力がない」などなど、マイナスイメージの言葉ばかりが並びます。

ですが、高齢出産向けの育児書には「精神的に余裕を持って育児ができる」とメリットも書かれており、赤ちゃんとの生活を楽しみにしていました。

 

ところが、実際生まれてみると、とてつもない泣き声が授乳室に響き渡りました。

 

授乳しようにも、おっぱいを嫌がって大泣きするのです。

他の赤ちゃんは、ほとんどウトウトして泣き声もか細くかわいらしい声なのに、我が子だけ虐待でも受けているかのような叫び声です。

毎回毎回その調子で、終いには20代前半の3人目を出産したという若いママに、

「私も1人目はおっぱいが出なくて大変だったのよ」

「ママ似でかわいい赤ちゃんだね」

と励まされる始末でした。

 

退院してからも、状況は変わらず、寝ているとき以外は何をしても大泣き、しかもとんでもない大声で泣きます。

母からは、

「こんなに泣くなんて、どこか悪いんじゃないの」

と言われ傷ついたこともありました。

 

高齢出産は、精神的に余裕を持って育児ができる』

という言葉が何度も頭をよぎり、憧れていた子育てはこんなんじゃなかったと泣きたい気持ちで毎日を過ごしました。

育児を楽しむ』

という言葉をひとつも実践できておらず、人より年だけはとっているのに、人並みに育児もできないと情けない気持ちでした。

挫けそうになったときには、

「元気すぎるぐらい元気で健康に生まれてきてくれたのだから、それだけで幸せじゃないか」

と自分を励ましました。

 

そんな毎日を何とか過ごして5ヶ月になったころ、実家で法事があり帰省しました。

はじめてたくさんの親戚や友人に会うのでどうなることかと心配でしたが、なぜか全く愚図らず、みんなにニコニコ愛想を振りまいて、みんなに可愛がられていました。

あんなに苦労したのは何だったのかと不思議でしたが、それをきっかけに、泣くことが少なくなってきました。

今では眠いときと構ってほしいとき以外はほとんど泣かなくなり、

「情緒が安定している」

「こんなにおとなしい赤ちゃんは珍しい」

と褒めてもらえることも増えました。

その度に、(あの辛い毎日を頑張ったからだよ)と誇らしい気持ちになります。

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著者:mico
年齢:37歳
子どもの年齢:9ヶ月

不妊治療の末、30代後半で待望の赤ちゃんを出産しました。育児は「人並みに出来ないことだらけ」で情けない気持ちで毎日を過ごしましたが、そんな日々を乗り越えてやっと赤ちゃんとの生活を楽しめるようになってきました。

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