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やっと会えた赤ちゃんと離ればなれ…帝王切開翌日、NICUへ転院になった我が子

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逆子のため帝王切開で出産しました。

手術後目を覚まし、赤ちゃんを初めて抱くことができました。

「あんなに会いたかった赤ちゃんが腕の中にいる…」

夢のようで、なんだか信じられませんでした。

 

手術の翌日、母子同室になれると思っていたのに、突然赤ちゃんの転院が告げられました。

ミルクを飲ませていると吐いてしまうとのこと。

おっぱいもくわえてくれず、飲みません。

点滴の針も血管が細くて刺すことができず、脱水症状になる前にNICUという設備が整った病院へ移ることになったのです。

「せっかく赤ちゃんに会えたのに、また会えなくなるなんて…」

本当は、離れたくない気持ちで胸がいっぱいでした。

 

転院前の5分間、看護師さんが赤ちゃんを保育器から連れてきてくれました。

2回目の抱っこ。

赤ちゃんは、両目を開けてこちらを見ています。

「私がママだよ!少し離れちゃうけど、がんばって!会いに行くからね!」

手を触ったら少し冷たくて…、でもしっかりと握り返してくれました。

 

主人が赤ちゃんに付き添い、母が私を心配して病室にいてくれました。

「病室の近くに新生児室があるよ」

と母が教えてくれました。

自分の赤ちゃんは転院してしまいましたが、新生児室へ行くと元気をもらえました。

少しだけ寂しさを紛らわせてくれたように思います。

でも、母が帰り1人になった時、こらえていた涙があふれでてきました。

「なんで私は、赤ちゃんと一緒にいられないんだろう?」

くやしくて、悲しくて涙は止まりません。

 

タイミング悪く、先生の回診時間と重なり、泣いているのを見られてしまいました。
看護師長さんも来てくれて、励ましてくれました。

しばらく赤ちゃんに会えないと思っていましたが、

「明日、会いに行っていいのよ」

と言われ、自然に涙が止まりました。

 

翌日、診察も終わり、午後会いに行っていいと許可が出ました。

母の運転で会いに行くことに。

病院までは、車で20分くらいの道のりです。

いつも通っている道なのに、こんなにでこぼこしているとは思いませんでした。

少しの揺れでも体が動くとおなかに伝わり、傷口が痛みます。

しかし、すべては赤ちゃんに会うため!

なんとかこらえて病院に着き、やっと赤ちゃんに会うことができました。

 

赤ちゃんは左手に点滴をつけて寝ていました。

私が触るともぞもぞと動いてかわいらしく、元気そうな姿を見てホッとしました。

保育器の外からおむつを替えたり、ミルクを飲ませたり、お世話もできました。

先生からは、帝王切開でちょっと早く生まれたから外の環境に対応できていないだけで、すぐに退院できるようになるとのこと。

2時間くらいいたら、さすがに疲れ果て、おなかの傷口も痛むので病院へ戻りました。

 

それから母乳もなんとかしぼれるようになり、お見舞いへ行くたびに届け、2週間弱で退院。

赤ちゃんと一緒に家へ帰ってきた時は、やっと家族の一員になれた気がして感動!

初めて一緒に寝た夜は、今でも忘れられません。

今では、あの入院は手術後の私を休養させるために赤ちゃんがくれた貴重な時間だったのかなと思っています。

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著者:ぴよモン
年齢:30代
子どもの年齢:1歳5か月

もうすぐ1歳半になる男の子のママです。元気いっぱい!愛嬌たっぷりのわが子がかわいくてたまりません。

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