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なぜか増え続ける体重。体調の変化も「産後だから」と思っていたら、思わぬ病気が!

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妊娠初期つわりで大きく体重を落としたものの、出産までに15キロ近くも体重が増えてしまったわたし。

変わっていく自分の体型にゲンナリしながらも

「出産さえすれば体型は戻るはず」

そう思っていました。

 

産後母乳がとてもよく出たため、母乳のみで娘を育てていました。

一般的に、『母乳育児は体重が減りやすい』と言われているため、きっとするすると体重が減っていくに違いないと思っていたのです。

でも現実はそう甘くありませんでした。

何をしても体重が一向に減っていかないのです。

 

みるみる重くなっていく体に嫌気がさし、まずは食事を見直しました。

過去のダイエット経験から、カロリーをコントロールできるような食生活に切り替えました。

授乳中のため、お酒を飲むこともありません。

天気のいい日は娘をベビーカーに乗せて、なるべくたくさん歩くよう気を配りました。

ダイエットアプリをスマートフォンに入れ、トレーニングに励んだこともありました。

それなのに、体重は減るどころかみるみるうちに増えていくのです。

 

さらに、わたしの体にはいろいろな変化がありました。

20代半ばだというのに、髪の毛にたくさんの白髪が混じりはじめたこと。

産後1ヶ月で再開した月経はとても重く、量がとてつもなく多かったこと。

排卵のない月があり、婦人科で薬をもらわなければいけなかったこと。

肌質が変わっていつもパリパリに乾燥していたこと。

眠くて眠くて、起きていられなくなってしまったこと。

思い返してみれば、実にさまざまな症状がわたしを襲っていました。

ですが、わたしはこれらをすべて『産後のせい』だと思っていたのです。

 

増え続ける体重は臨月の体重をゆうに超え、あっという間に人生で一番の重さになりました。

洋服のサイズに悩むようになり、次第に外出が億劫に感じられるようになりました。

「何をしても痩せない」

と愚痴をこぼすと、

「実は隠れて食べちゃってるんじゃない?」

と夫。

変わっていく体型に女としての自信は失せ、あらゆる意欲が削がれていくのを感じたことを、今もよく覚えています。

 

そんなある日、月経が不安定だったことがきっかけで血液検査をすることになりました。

結果は、甲状腺機能低下症。

首筋にある甲状腺というところから出てくるホルモンの分泌量が少なく、体の機能がうまく働いていなかったのです。

投薬をはじめると、体重はあっという間にするすると落ちていきました。

一時は産後うつを疑ったほどの不安定さからも次第に解放されていき、心も体もすっと楽になりました。

 

わたしのような甲状腺機能異常は、20代後半から40代ぐらいまでの子育て世代の女性に多いのだそう。

さらに産後はホルモンバランスが乱れやすく、出産後甲状腺炎と呼ばれる状態になることもあるそうです。

産後は体の変化が多く、なかなか病気を疑わないものかもしれません。

わたしもそうでした。

ですが、体が変化しやすい産後だからこそ、自分の体の声に耳を傾け、不調があれば受診をすることが大切なのだと痛感しました。

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著者:シノヅカヨーコ
年齢:28歳
子どもの年齢:3歳0ヶ月

子育てにまつわるコラムを中心にライター業をしています。近頃はインドア派の娘とお人形遊びに明け暮れる毎日です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。