「あー逆子だね」
そう産婦人科の先生に言われたのは26w3dでした。
私はこの子で2回目の妊娠でした。1人目の時も7ヶ月の頃に逆子になって、自然に治ったので
「またすぐに治るとやろ。」なんて考えてました。
この時は逆子運動を進められるでもなく、ただ
「ねる時に右を向いて(赤ちゃんの回りやすい方)寝てね」
と言われただけでした。それから毎日ねる時は言われた方を向いて寝てました。
2週間後の検診日。
「お、頭下にしてるね~」
なんと逆子運動することなく戻ってました。
「じゃあまた回ったら困るから固定しとこうか」
そういわれフェイスタオルを筒状にクルクルと2本作りそれを両足付け根においてそれが落ちないように上からサラシをかなりキツめにまきました。
これで赤ちゃんの頭は固定されて回らなくなるそうです。
1人目の時も逆子が治った後から生まれてくるまで毎日巻いてました。取るのはほんとお風呂に入る時のみ。
緩くなったらまた巻きなおし。
これは28w4dの出来事でした。
「やっぱり治ったね」
そんな風に思ってました。
そしてそれから2週間後次の検診の日。
「あっれ~逆子だね」
まさかまさか、逆子に戻ってました。
固定もしてた。お風呂に入る時間以外取ってない。緩んだら締め直してた・・・。
考えられるのはお風呂に長くつかりすぎてたこと。
きっと赤ちゃんも気持ちよくてリラックスしすぎたんでしょうね。その時に回ったようでした。
「逆子運動しようか」
先生にそう言われ、逆子運動を開始したのは30w5dでした。
「どうせすぐ回るやろ」
またそんな甘いことを言ってた私の考えはほんとに甘かった。
31w5dまだまだ逆子ちゃん・・・
先生がエコーを見ながら赤ちゃんのお尻を押すも回らず・・・
32w5dここにきて逆子が治ってました。
よしよし。もう回ることはないだろう。固定もこの前よりきつめに巻くよう意識して・・・このまま頭下にしててね。生まれてくるまで頭は下だよ~。
そんな母の願いは届いてくれなかったようで。
35w3d・・・
「逆子やね」
「えぇ!!!!!また!?!?」
ここに来てまた逆子に逆戻り・・・。
この頃ほんとに帝王切開になるんじゃない?!
っと焦りました。帝王切開についての手続きも色々調べたりしたのはこの時期でした。
35w5d・・・
まだまだまだまだ逆子ちゃんのままでした。
そして、36w4d
「おー!回ってる回ってる!!」
なんとここに来て回ってくれたのです。
助産師さんたちと大喜びしました。
逆子だったら2日後には帝王切開の予定を病院は立ててたらしく・・・
「もし今日逆子だったら手術に向けた検査諸々をしないといけなかったのよ~」
と助産師さんに言われました。
時期も時期なのでみんな帝王切開なるだろうと思っていた為ほんとにびっくりな出来事でした。
そして赤ちゃんは40w0d予定日ぴったりの1月1日、元旦というとてもめでたい日に元気に自然分娩で生まれてきてくれました。
今回の妊娠で赤ちゃんはある程度おっきくなっても逆子に戻ってしまう時もあるんだな。っと、とても実感しました。
35wでも逆子だった時はお腹の赤ちゃんにむかって
「頭下よ~下にしてね~」っとずっと言ってたので、聞いててくれたのかも知れません。
臨月、臨月近くになってもまだまだ逆子は治る可能性があるんだなと思った反面きっとこの時期に逆子になってしまう赤ちゃんもいるんだろうなと思いました。
今回の妊娠はハラハラドキドキさせられとても稀な経験が出来たなと思いました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:えりな
3歳の娘と0歳の息子の二児のママです!
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