妊娠・出産・育児の情報サイト


上の子優先ってどうすればいいの?2人目育児のスタートは罪悪感のループ…

f:id:akasuguedi:20160403131856j:plain

“上の子の気持ちを優先することが、兄弟育児の鉄則です”

どんな育児書を開いてみても、目に飛び込んでくるこの言葉。

初めての兄弟育児となる私も当然のようにこの言葉を頭に刻んで、上の子が2歳4カ月の時に2人目の出産に臨みました。

 

妊娠中は『ママじゃなきゃダメ!』攻撃で、私以外を受け入れない、 赤ちゃん返りのような抵抗を見せた上の子でしたが、 産後は嘘のようにそんな抵抗は身を潜め、怒りもせず泣きもせず暴れもせず、 すんなりと赤ちゃんを受け入れてくれました。

そうすると逆に上の子の気持ちが気になって仕方ない母。

泣いてないけど、本当は泣きたい?

怒ってないけど、本当は怒りたい?

ママを取られてイヤって思ってる?

など、勝手に想像をふくらませ、 下の子のお世話をしていても、上の子のご機嫌をとることばかりを考えるようになってしまいました。

 

そうしていくうちに、さみしい想いをさせてしまっているという罪悪感のような感情も芽生えてきて気分が落ち込んでいく私。

産後の精神的な不安定さも手伝って、このモヤモヤはイライラに変わり…。

最終的にそのイライラが、ちょっとしたいたずらをした上の子への攻撃に変わってしまうという、ぐっちゃぐちゃの状況になっていました。

 

そんなとき、母から(里帰り中でした)、

「下の子が寝ている間に、上の子と公園にでも行ってきたら?」

と提案されました。

お言葉に甘えて、上の子と二人だけで近所の公園へ。

ほんの30分くらいでしたが、1対1で向き合う時間がとれたことで、私の中に立ち込めていた罪悪感のようなモヤモヤやイライラの塊がすーっと消えたようでした。

もちろん上の子は母を独占できたことで大喜び。

お互い気持ちが晴れたことで、今度は母子ともに下の子ともきちんと向き合えるようになったのです。

 

その後、冷静になって考えてみると、

「上の子の気持ちを優先させること」を、

「上の子のことだけを考えること」

と履き違えていたことに気づきました。

 

子どもがふたりになったことで、今までのように上の子のためだけに時間や気持ちを割くわけにはいかない。

子どもが上の子だけだった頃のようにはいかない。

そのことに母である私自身も気づいていなかったのです。

 

それからは、授乳の時には下の子としっかり向き合う、昼寝中は上の子としっかり遊ぶ、 少しだけでも上の子との1対1の時間をつくる、兄弟+母の3人で過ごす時間も作る、以前はできたことでも上の子に「やって」と言われたらなるべく手を貸してあげる…など、 上の子の気持ちにも寄り添ったルールを決めて、母子の関係を築いていくようにしました。

といっても、授乳中にかぎって上の子がいたずらしまくってイライラしたり、 なかなか下の子が昼寝せずに上の子が怒り出したり、 上の子の「できない」「やって」主張がひどくて怒ってしまったりと、 日々ぐちゃぐちゃなのは変わらないのですが、 少なくとも上の子に対しての罪悪感のようなものはなくなり、 ひとつひとつ母+兄弟(たまに+父)みんなで乗り越えて、成長できたらなと感じられる余裕ができました。

f:id:akasuguedi:20160403132013j:plain

著者:かしえ
年齢:38歳
子どもの年齢:4歳、2歳5ヶ月

走る音、戦う音、ケンカの声…。男児2人が暴れまわり、日々騒音が増す家で細々と仕事をする編集者&ライター。関東在住で、地元は九州。帰省のたびに母子3人で飛行機に乗る時間が恐怖で、「どこでもドア」か「安全な眠り薬」を切望中です。最近の悩みは、アニメのキャラクター(妖怪系)の名前が全然覚えられないこと。記憶力、体力、忍耐力と、お金では買えないものばかりが欲しいアラフォー母です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。