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念願の我が子を抱いた日

初めての妊娠。

楽しみにしていたけど、予定日が近づくにつれ出産への恐怖も増していった。

そんな気持ちを察してか、とうとう逆子のままだった我が子。

38週での帝王切開となった。

 

お産の苦しみもなく、朦朧とした意識の中夫の元へと戻った。

「おつかれさん」

そう声を掛けられると、どっと安心が押し寄せ、新生児室の我が子とともに泣いていた。

 

術後2時間後には私のもとへ来てくれた赤ちゃん

静かに目を閉じる小さなお顔、時折動く小さな手。

 

私の赤ちゃん

 

そっと触れてみると、力強く握り返してくれた。

この瞬間に愛おしさが溢れ、小さな我が子を優しくそして力強く抱きしめた。

 

生まれてきてくれて、ありがとう!

心から湧き上がる暖かい気持ちと、満たされた幸福感。

赤ちゃんは本当に宝物なのだ。

 

うまれてくるまでは、ちゃんと母親になれるのか、泣き声に気付いて起きられるのか…いろんな不安があった。

 

でも、これからお産を迎えるママ達に知っていてほしい。

絶対大丈夫。

大きくなるお腹を愛でていた尊い時間に、私たちはちゃんとママになれているのだ。

 

確かに、泣き声にまいったり上手く授乳ができないことだってあった。

傷口が痛んで、落ち込んでた時間もあった。

退院が不安で仕方なくて、助産師さんを連れて帰りたかったくらい。

 

でも、失敗しながら手探りで過ごす1日が、私と赤ちゃんの絆を深め、自信になり楽しい育児へと変わっていった。

少しの余裕が出てくると、オムツ替え中のおしっこさえも、

「あらら~!」

と笑い飛ばせた。

 

授乳が落ち着いてからは、日々の成長に目が離せない。

昨日出来なかった寝返りが今日できた喜び。

離乳食を完食してくれた喜び。

ケラケラ笑ってくれた笑顔にとろける私。

 

成長著しい時期の触れ合いは、格別の幸せが味わえる。

そんな日々を過ごし、今私は1歳半を過ぎた我が子と変わらず楽しく過ごしている。

そしてお腹には2人目の赤ちゃんが。

 

子どもは宝物。

宝物が増える喜びに感謝しながら

支えてくれる家族に感謝しながら、また小さな手が握り返してくれる日を楽しみに待っている。

 

著者:み子

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