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「帰ってきたら抱っこしてください」寂しさを堪えながら登園する2歳の息子に思わず涙

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我が子が入園した幼稚園の未就園児クラスは、週に4日間子どもだけで登園するクラスでした。

完全におむつが外れるようにトイレトレーニングを行ってくれ、食育や英才教育も取り入れてくれる幼稚園で、親としてはとても心強い存在でした。

ぜひ頑張って通ってほしいと思う反面、4月の入園時点で我が子は2歳5か月…。

それまで1日中一緒に過ごしていた2歳児が親元を離れ、一人で知らない世界へ飛び込むのです。

入園してしばらくは行きたくないと大泣きするのを覚悟して、登園初日を迎えました。

 

初日、子どもは何もわからず幼稚園へ行きましたが、園では1日中泣いていたそうです。

最初は大抵の子は泣くそうなので覚悟はしていましたが、やはりそうか…と。

帰宅した子どもは「幼稚園、楽しかったよ」と明らかに楽しくなさそうに言い、それ以外何も話そうとはしませんでした。

その晩布団に一緒に入ると、「ママ…。ぼく幼稚園行きたくないんだ」と、申し訳なさそうに私に話してくるのです。

「そっか、そっか」と話を聞くと、子どもの目から大粒の涙がポロポロと流れ出します。

嫌だーーー!と大泣きして拒むと思っていましたが、2歳の小さな頭で考え、小さな心で耐え、切実と涙を流す子どもをみて思わず私も泣いてしまいそうになったのを覚えています。

 

翌朝も「幼稚園行きたくない」と駄々をこねていましたが、行かなければいけないとわかっているのでしょう、私に言われた通りに制服に着替え、泣きそうになりながらも登園の準備をしているのです。

親としては切なくもあり頼もしくもあります。

登園2日目、結局重い足を引きずりながら私に手を引かれて園バス停まで行きましたが、向こうからバスが来ているのを目にすると、せきが切れたかのように「うわーん!嫌だよー!ママと一緒がいいよー!」と初めて大泣きしてしまいました。

上級生たちがどんどんバスに乗り込む中、我が子はわんわん泣いています。

しかし順番はやってきました。

すると、子どもは顔をくしゃくしゃにしながら涙を堪え、鼻水をすすりながら私に言った一言が、
「帰ってきたら抱っこしてください」
でした。

私は込み上げてくる涙をぐっと堪え、「もちろんよ!いっぱい抱っこしてあげるから、頑張って行っておいで!」と力強く押し出しました。

 

子ども自身が待ちに待っていた幼稚園でしたが、ママと離れることがこんなに寂しいとは考えもしていなかったでしょう。

しかし行かなければならないと悟り、たった2歳の小さな体と心で必死で耐えながら頑張る姿に感動でした。

今ではそんな可愛らしい面影もないくらい成長してしまいましたが、今年4月からは下の子が未就園児クラスへ入ります。

また新たな子どもの発見や感動が訪れる春を楽しみに待ちたいと思います。

著者:mencochan
年齢:30代
子どもの年齢:2歳と4歳

2歳差の自由気ままな男の子と女の子を育てています。怒りっぽい性格なので、”日頃から平常心・怒る前に深呼吸”を心がけて育児をしています。

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