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パパ必読!男性が育休を取るべき理由、タスクとマンパワーの観点で整理してみた

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某議員さんのニュースでも注目を集めた『男性の育休』。

実際に育休を取ったという旦那さんって、どれくらいいるんでしょうか?

私のまわりでは、会社の同僚のエンジニアが奥様の産後1ヶ月、有給休暇を駆使してお休みを取得。

その他に直接の友人や知り合いで育休を取った男性の話は聞いたことがありません。

 

ちなみに、私は妊娠が分かったときから散々夫と相談し、夫にも1ヶ月の有給休暇を取得してもらいました。

正確な育休という形ではありませんが、産後を夫婦で赤ちゃんと共に過ごすことのメリットはかなり大きいと感じました。

そんな私が考える『男性が育休を取るべき理由』を、タスクとマンパワーの観点から整理してみたいと思います。

 

1.家事タスクを担うマンパワーは通常時より減る

実際に出産を経験してわかったことは、産後の体は目立った外傷こそないものの、交通事故で全治3か月の怪我を負ったようなものだな、ということ。

病気やケガじゃない、とよく言われる出産ですが、産後は内臓も筋肉もボロボロで、心身の疲労はかなりのものです。

もし、奥さんが全治3か月の怪我を負って家に戻ってきたとしたら、そんな奥さんに元通り家事をやってもらおうと思いますか?

産後3ヶ月までは妻のマンパワーを1人とカウントすべきではありません。

 

実家が近くて身内の手が借りられるというならともかく、普段生活する家族の中に大人が夫婦2人しかいないなら、家事というタスクは一時的に夫が妻分のタスクを担当するか、アウトソースするか、そもそものタスクを一時的に減らすか、いずれかで対策しないとスタックします。

 

2.育児というタスクが未知すぎる

出産は、仕事や家事に加えてまったく未知数の『育児』というタスクが強制追加されるイベント。

それまでどんなにバリバリ仕事をしていた妻だとしても、そのキャリア、育児の役には全く立ちません。

それなりにバリバリ仕事をしてきて、似たような属性の友人も多い私ですが、産後赤ちゃんを迎えてからの無力感には共通したものがあるようで、病院で泣き止まない赤ちゃん、出ないおっぱいを前に、思わず

「エクセルならもうちょっとできるのに……」

と呟いた、という友人もいるほど。

 

赤ちゃんの抱っこの仕方、泣いている理由、おっぱいのあげ方、あやし方、何一つ事前に練習はできない上に、赤ちゃんによっても好みがあります。

生まれてきた赤ちゃんと一緒に、繰り返し反復練習して息を合わせていくしかないという無理仕様。

初めのうちはタスクリストすら作れず、泣いている赤ちゃんの横でおろおろするばかり。

そんな無茶振りのプロジェクトをこなすのに、担当者が妻一人では効率が悪すぎると思いませんか?

「でも、オレおっぱい出ないし、何もできないし……」

と思われるかもしれませんが、たった1人で絶望的なタスクに臨むよりは、進捗を共有して愚痴れる相手がいた方がなんぼかマシです。

 

3.赤ちゃんにとって24時間は3時間×8回でしかない

赤ちゃんという生き物にとって、1日が24時間かどうかはあまり関係ないようです。

我が家の場合ですが、産後1ヶ月までは昼夜関係なく2~3時間ごとに泣いて起き、おむつかミルクか抱っこで寝かしつけ、の無限ループ。

当然土日の概念などなく、したがってタスクを「1人日」で区切ることは不可能です。

1ヶ月、あるいは2ヶ月、永遠にめぐってくる3時間ごとのリセットと、1人で向き合う覚悟ができますか?

せめて2ターンでいいから、誰かに交代してほしいと思うのは当然ではないでしょうか。

 

産後3ヶ月に入ると、赤ちゃんのターンも3時間から5時間、6時間と徐々に伸びていき、なんとなくタイミングもつかめてきて、タスクリストが作れるようになってきます。

ここまで来ると体の方もだいぶ本調子に戻ってくるので、ようやく緊急対応を解除できる。

実際に我が家はそんな感じでした。

 

このとおり、産後すぐの育児を妻のワンマンオペレーションで回すことは、向こう3ケ月は続くデスマーチに病み上がりの新人を1人で放り込むのと同じこと。

タスク管理の上でこれがどれだけ危機的な状況か、賢明な夫のみなさんならきっとわかっていただけると思います。

そんな状況を打開するために、1週間でも仕事の方をストップして家事・育児に参加したら……体力的には辛くても、赤ちゃんはかわいいし妻からは感謝され、仕事では得られない達成感が必ずあなたを待っています!

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著者:中村ユイ
年齢:36歳
子どもの年齢:生後5ヶ月

アパレルメーカーを中心にマーケティング・プロモーションの制作担当としてキャリアを積み、WEBメディアの編集者に。仕事一筋の人生を送る予定が奇跡的に結婚。順調に出産までしてしまい、当初の予定とのあまりの違いにおろおろする日々。産前産後で一番辛いことはお酒が飲めないこと…。

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