妊娠・出産・育児の情報サイト


予定日より3ヶ月も早く生まれてきた双子。NICUで徐々に体重が増えていく様子を見守ったあの頃

f:id:akasuguope01:20160224064001j:plain妊娠20週5日目に子宮口が1cm開いていることから緊急入院。2か月の絶対安静生活を送ったものの、29週2日目で男女の双子を出産してしまった私。予定日よりも3か月も早く生まれてしまいました。

1590gの男の子と1490gの女の子は生まれてすぐにNICUに運ばれ長期入院を余儀なくされました。

私が双子に会えたのは出産翌日の午後でした。緊急帝王切開で産んだために、NICUまで行くのに大変な苦労をかけて行ったのです。NICUとは新生児集中治療管理室のことを指し、未熟児で生まれた我が子たちはその中でもダントツに小さかったです。

保育器に入っていた双子は肺が未熟で呼吸を自力で行うことが出来ず、人工呼吸器に助けられながらなんとか頑張っていました。呼吸の酸素飽和度(SpO2)をはかるためにパルスオキシメーターをつけていたのですが数値が99%~100%が正常の基準値であるのに対し双子は95%しかなくSpO2が一定の数値を下回るとアラームが鳴るように設定されています。生まれたばかりは不安定なのでしょっちゅうアラームが鳴り、そのたびに私の心臓が跳ね上がりました。とても怖かったです。

早産で生まれた子は最初の3日が山場だとお話しを受けました。それを乗り越えれば次は一週間。一週間を超えたら一か月。そこさえ乗り越えればあとは大丈夫だろうとのことでした。

出産してから3日後に母乳がではじめ、直接飲ますことが出来ないため、搾乳機を使って母乳を届けます。最初は一日数十ミリしか飲まないので殆どの母乳が破棄せざるをえなかったのですがそれでも双子に出来ることがあるのが嬉しかったです。

男の子は生後1週間で食道に小さな穴が空いているのが分かり(食道穿孔)母乳が中止になりました。女の子はストレスから胃が出血し、こちらも母乳中止。中止の期間はずっと点滴で栄養を送っていました。母乳をやめている期間は短かったですが、とにかく最初の1か月は体重が増えず悶々としていたのを覚えています。

ですが状態が安定してきた生後1か月後。徐々に体重が増えてきて、2000gを超えるようになりました。お腹の中にいたら妊娠33週にあたる周期です。

2000gを超えたあたりから子供のお世話を出来るようになり、おむつを変えたり母乳を直接あげたりとようやく子育てっぽくなりました。それまでは保育器を通して触ることしかできなかったので本当に嬉しくて毎日病院に行くのが楽しみでした。

そして体重が2500gを超えた頃、とうとう退院の話があがったのです。


双子が出生してから2か月半後、1590gで生まれた男の子は3030g。1490gで生まれた女の子は2590gでの退院となりました。

双子が生まれた秋から季節は変わり、冬になった雪が降る日のことでした。

今現在双子は1歳を過ぎ小さく生まれたのが嘘のように感じるほど元気いっぱいでやんちゃに育っています!

双子が生まれたときはただ心配でした。ずっと心配で不安で苦しかったです。だけど、いつだって私の心配をよそに双子は力強く成長してくれ、まるで私の方が励まされているようでした。

この先何があるか分かりませんが、それでも双子と一緒にいられれば怖いものなど感じられないと思います。

f:id:akasuguope01:20160224063500j:plain

著者:Belle
年齢:28
子どもの年齢:1歳4か月

2014年に男女の双子を海外で出産しました。3か月の早産で低体重で生まれたので、本来の出産予定日である日まで約3か月間NICUにお世話になりました。現在1歳4か月。スクスクと成長しています!双子育児に奮闘中!がんばります。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。