こんにちは、少し凝った料理を作ろうとするといつも失敗する、いそめし ちかこです。
前回は、ムスコがスーパーで食べたそうなそぶりを見せたので、触ったこともなかったパプリカを購入しました。
離乳食用にはパプリカの皮をむく必要があるため、シリコンラップをかけてレンジでチンをして皮を剥いたのですが、うまくいかずにひどい状態になりました。
みじん切りにして、ご飯に混ぜ、「パプリカご飯」を作りました。
そうして見た目はなんとか整ったものの、食べた瞬間ムスコが吐き出し号泣。
なんと苦みのないはずのパプリカから強烈な苦みがでてしまっていたのでした。
そんなわけで、前回は残念ながら大失敗してしまったパプリカ料理です。
その後色々と調べてみたところどうやら「シリコンラップ」が原因だということはわかりました。
詳しいことはよくわからないのですが、シリコンラップにしたことで密閉性が下がって加熱にムラができ、「皮がはがれやすいとところ(よく加熱されている)」と「皮がはがれにくいところ(加熱が弱いところ)」ができてしまったことが原因のようでした。
加熱が弱かった所は皮がはがれにくい上に、苦みも出てしまったのではないかと思われます。
そこで今回は、シリコンラップではなく、普通のラップを使ってみます。
耐熱容器に1/4に切って種を抜いたパプリカを入れて、きっちりとラップをしてレンジで1分半チンします。
そして外に出して見たところ…
突然ラップが内側に向かって圧縮され始めました。
そしてその後、パァンというものすごい音が鳴ってラップが破裂しました…。
これがとんでもない大きな音で、居間でテレビを見ていたムスコがビクっとしてキッチンを振り返るほどでした。
原因は水蒸気で、仕組みとしてはこんな感じ。
ラップの内部の圧力が急速に減ったことに耐えられなくなって破裂するんですね。
アクシデントはあったものの、今回はなんと、無事にスルスルと皮がむけました!!
そして前回同様に細かく刻み、ヨーグルトに混ぜて出してみたところ、なんと、パクパクと食べるではありませんか!
その上おかわりまで要求してきました。
今回は加熱が均一だったからか、甘みのある状態にできたようです!
紆余曲折を経てパプリカを無事、マスターすることができました!
そんなパプリカですが、最初は色々と失敗したものの、慣れれば使い易い食材になってきました。
煮てよし、炒めてよしの万能選手です。
特に我が家では、成功した実績があるヨーグルト和えで出すことが多いです。
パプリカは甘みだけでなくコクがあるので、普通のフルーツと比べて甘すぎず、絶妙な味わいです。
私も味見をしてみましたが、普通に大人が食べてもおいしいです。
作り方も簡単、皮をむいたパプリカをさらに加熱後、5ミリ角に切ってヨーグルトに混ぜるだけ。
よかったら試してみてくださいね!
著者:いそめしちかこ
年齢:31歳
子どもの年齢:1歳
関東在住、育休中のウェブディレクターです。「赤ちゃんのにがおえジェネレーター 」や「育児妖怪図鑑」などを個人で作っています。ブログではほぼ毎日育児漫画を更新中です。すぐに鍋を焦がします。
○ブログ:いそがしくてもメシ
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