妊娠・出産・育児の情報サイト


ある夜突然、感情爆発!頼れる人が誰もいないと思い込んだ私のマタニティブルー

f:id:akasuguope01:20160326180606j:plain

第一子を出産直後、喜びに満ちて、こんな幸せを味わったことがない!と感動したのも束の間、マタニティブルーに陥りました。
常にイライラ、意味もなく落ち込む、なぜか涙が出る…。
自分でも、自分の身に一体何が起きているのか分かりませんでした。

ある日の夜。私は相変わらず、イライラしていました。
子供が一向に泣き止みません。寝てくれないのです。
抱いてあやしても、体をいっぱいに反らして泣きわめく子供。

「おっぱいはあげた、足りないかもと思ってミルクもあげた…オムツも替えた。他に何があるのよ…」

イライラ…。ふと隣を見ると、気持ち良さそうに寝息を立てている夫。
子供の大きな泣き声を聞いても、起きる気配など微塵もありません。
私の中で、何かがプツリと切れる音が聞こえました。

「いい加減にしてよ!!何なのよ!!」

近隣の方に聞こえてしまうのではないか…そう思うくらいの大声だったと思います。

私は抱いていた子供を、布団の上に置いて再度叫びました。

「もう嫌!もう無理!いい加減にして!どっか行って!!」

知らず知らずのうちに、大粒の涙が溢れ出しました。

「わぁーー!!」

私は気が狂ったかのように、大声で泣き出しました。

私の叫び声と泣き声に「何?!何?!」と寝ぼけながら起き上がった夫。
「何?!何があったの?!」
夫は普段見せたことのない、私の姿を見て驚いています。

「子供が泣き止まないの!もう嫌!もう無理!!」
「え??泣いてないよ?」

夫がきょとんとした顔で言います。私は泣きながら子供に視線を移しました。
子供も夫と同じ顔で、きょとんとしながら私を見つめていました。

「何だよ、もう…。明日も仕事なのに…。」

夫はブツブツ言いながら布団に潜り込みました。
子供は私を見ながら「あーうー」と、とてもご機嫌な様子。
そしてそのまま、スーッと眠りに入りました。
今まで抱っこして、揺らさなければ眠らなかった我が子。
初めて1人で寝てくれた夜でした。

そして天使のような可愛い寝顔を見ながら、私は今度は静かに泣きました。
「ごめん、あなたは何も悪くないのに。八つ当たりしてごめん。」

今思えば、私のマタニティブルーは産後のホルモン云々よりも、家事育児を1人で背負っていたこと、近くに何でも話せる人がいなかったことが大きかったのかもしれません。

夫は仕事が激務で協力を仰げず、結婚して引っ越してきたこの地には、知り合いは誰1人としていませんでした。

夫は忙しいから余計な話はしてはいけない、実母だってもう年だし余計な心配はさせたくない、友人はまだ結婚していないから話してもうっとうしいと思われる…。
誰かを頼ってはいけない、頼ることは出来ない。そう思い込んでしまい、爆発してしまいました。

この出来事の後も、私のマタニティブルーは続きました。
1ヵ月ほど続いたでしょうか。少し長いマタニティブルーでした。

今では私も2人の男の子の母親です。
ワンパク過ぎる2人に毎日てんてこ舞いで、周りからは「よっ!肝っ玉母ちゃん!」なんて言われています。

第一子の時のマタニティブルーが、実はちょっといい思い出だったりします。
毎日騒がしい息子2人は、ブルーになる暇も与えてくれませんから…。

著者:かつどん子
年齢:30代
子どもの年齢:3歳・1歳

男の子2人のママ。毎日元気に走り回っている2人を後ろから必死に追いかける日々。趣味はドライブと食べること。週末は美味しいものを求めて家族みんなでお出掛けしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。