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私が母親なのに。現役保育士の姑が手際よく世話するたびに母親としての自信が崩れていく…

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長女の妊娠をきっかけに、義両親と同居を始めました。
他県からお嫁に来て、知り合いの少ない土地で結婚生活を始めた私を心配し、当初からいつも優しく気にかけてくれていました。
しかし結局のところ、嫁は他人です。
さらに完全同居で風呂もトイレも全て共同のため、常にストレスはありました。

そんな環境で長女を出産しました。
義両親にとっては初孫だったので、家中が孫フィーバーのような感じです。
長女が生まれた当時は、年の離れた主人の弟と妹も同居していました。
長女はそんな義家族にとってアイドルであり、常に誰かが抱っこしたいと、抱っこの順番待ちができていたほどです。

長女にとって、たくさんの人が愛してくれる環境はとてもありがたいと感じていましたが、正直母親の私は複雑でした。
長女が私の手に全く戻ってこないのです。
私は産後2カ月くらいから母乳が出なくなり、完全ミルクで育てていました。
そのため、お腹が空いても、眠くても、率先して義家族がミルクを作って飲ませたり、寝かしつけをしたり、と対処してしまうのです。
「母親は私なのに…」と必要とされていない感覚がありました。

さらに、義母は現役の保育士として働いていました。
小さな子どもに関することにはプロです。
寝かしつけからミルクの飲ませ方など、新米ママの私には到底かなわないことばかりでした。

産後の私を気づかって、「少しでも楽になるように」と長女の面倒を見てくれる義母の心づかい、優しさがうっとうしくなり始めました。
時には義母から「こうしたらいいんじゃない?こうした方がいいよ」とアドバイスをもらうのですが、素直に耳を傾けられません。
義母が長女に手をかけるほど、私の母親としての自信が崩れていくのです。
ついには「私は生むだけで終わり、それ以上の価値がないのでは…」と存在価値まで失いそうになりました。

主人に相談しましたが、「ママも楽できるし、ばぁばも孫の面倒見られて嬉しいし、いいことだろ?」と取り合ってくれません。
義母に対する自分の感情がおかしいと、本気で悩みました。
またそれを主人に共感してもらえず、他の誰にも相談できなかったことが辛く、よく一人で泣いていました。
客観的に見ると恵まれた環境にいながらも、「長女をとらないで、そっとしておいて。私が母親なの!」という自分の思いと葛藤しました。

今考えると、同居を初めて1年未満であり、私自身が義両親を信頼していなかったと思います。
また初産であり、子どもに対して過敏になっていました。
お腹の中で育てた期間を含め、私も長女が本当に可愛くて仕方なかったのです。
同居年数を重ねていくうちに、特に義母とはいい関係を築くことができ、今では何でも話せて相談できる関係になっています。
そのためか、次女が生まれた時は義母の気づかいが本当にありがたく、助かりました。

今では子どもたちは、ばぁば大好きっ子になっています。
他の家庭と比べても、じぃじ、ばぁばと、孫たちの距離が近いのです。
それを見て、「子どもたちにとって良い環境で出産して、子育てさせてもらっているな」とつくづく思い、感謝しています。

著者:giraffe
年齢:30代
子どもの年齢:5歳・1歳

2人の女の子のママです。大人しい長女に比べて、活発な次女、同じ親から生まれても姉妹でこうも個性が違うものだと楽しみながら育児しています。最近の趣味は、安くて美味しくて、子連れでもオッケーな地元の店探しです。

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