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「どうせ出ない」と、妊娠検査薬を捨てようとしたその時…!夫と先生に支えられた妊活

結婚したのが32歳の時。

結婚当初から、大好きな夫との子供が欲しくて、毎月ドキドキしていました。

でも、そんな気持ちも知らずに生理はやって来る。

 

結婚してすぐの頃は、そのうち授かるだろうとそこまで焦りは無かったのです。

でも1年も経つと、自分の年齢や、やや不順ながらも毎月来る生理に焦りとイライラがつもり、気付けば夫にあたり散らしたり泣いていたり…。

このままでは自分も夫もダメになると思い、地元で有名な不妊治療に力を入れている病気へ行くことにしました。

 

もともと多嚢胞性卵巣症候群だった為、他の産婦人科でクロミッドを処方してもらって排卵できるようにしていたのですが、新たに通い出した婦人科ではクロミッドは基本的に使用しない方針でした。

妊娠に必要な頚管粘液が減ってしまうからです。

まずは基礎体温をしっかり測り、そろそろ排卵かな?という頃に通院し、内診で卵胞の大きさと内膜の厚さ、頚管粘液の様子をチェックしてもらいます。

更に私は自分でも排卵チェックしてました。

 

何周期か見てもらっていると、自分の身体の周期を先生がわかってくれ、

「だいたい何日後に排卵かな?その時にタイミングとってね」

と、アドバイスをくれます。

私たちの場合はタイミングをとった次の日に再度受診し、精子の様子も見てもらっていました。

精子が元気でタイミングも良くて、今回は期待できるかも!って思った時も何回もありました。

 

それでも、生理が来てしまうのです。

基礎体温から、恐らく高温期が持続しない為に妊娠まで至らないのかもという事で、高温期を長くする薬も飲みました。

 

私が一番期待して裏切られたのがルトラールです。

きた!妊娠したかも!

と、ホントに思ったんです。

今までにないくらい高温期持続して、更に体温もいつもより高くなったので、本当に期待して、フライングチェックまでしてしまいました。

でも数日後、体温は一気に下がり、翌日生理が来ました。

 

辛くて、もういいや、もう2人で楽しいこと見つけて過ごそうと思い込ませたけど、やっぱり無理で…。

気持ちばかりが焦り、排卵日が近づくにつれて、夫にも強要してしまうほど、精神的にコントロール出来なくなっていました。

 

そんな事を何回か繰り返したある日、

先生から『卵管造影をしてみませんか?』と提案がありました。

仕事もフルタイムで入っていた為、生理のタイミングと仕事のタイミングで卵管造影が出来る確率はかなり低かったのですが、先生がその話をしてくれた時が卵管造影するタイミングにバッチリで、今しかないと思いました。

 

土曜日の朝一で病院に行き、卵管造影を受けました。

結果としては、特に詰まっているような所はないという事でした。

自分としては、どこかに狭いところがあって、

「これが原因だね」

という先生の言葉が聞けたら…と思っていたので、安心はしたものの何か腑に落ちない気分で、その日は帰りました。

 

その次の周期も、今まで通りタイミングを見てもらい、自分でも排卵チェックし、高温期を安定させるデュファストンという薬も服用しました。

タイミングをとった次の日はフーナーテストもしてもらいました。

ただ、私はあまり期待していませんでした。

…と言うのも、いつもより粘液が少なくて、スムーズに射精出来てないんじゃないかと思ったんです。

卵胞も大きくなり過ぎていて、内膜もいつもより分厚かったため、今回も生理が来る…と何故か勝手に思っていたのです。

 

生理予定日は姪っ子の誕生日で、お陰で気が紛れて楽しく過ごせました。

その次の日も高温期が続き、あぁ、薬のせいか、と普通に過ごしました。

その次の日も高温期。

(どうせ来るなら早く来てくれ。遅れれば遅れるほど、次のタイミングが遅れるから)

と、半ばヤケになっていました。

その週の土曜日は夫と他県に出かける予定を立てていて、その日の朝になっても高温期が続いていたら、検査してみなよって夫から言われたので、

「どうせ来るよ、生理が」

と思いながら渋々検査しました。

 

高温期17日目の早朝の事でした。

どうせ出ない。どうせ、今日生理来るから。

と思っていたので、検査薬も台の上に放置して、手を洗った後チラッと見て、

(ほら、やっぱり出てないし。検査して損した)

そう思って片付けようとしたら、陽性のラインがじわじわ出てきたんです。

 

まさかでした。

 

もちろん嬉しかったし、早く夫にも知らせたかった。

でも、自分の身に起こっていることをすぐに受け止められなくて、しばらくわなわなしてたのを今でも覚えています。

 

幸い私達夫婦は体外受精人工授精にまで至らずに授かることが出来ましたが、普通にタイミングを取るだけでも、かなりのパワーを使いました。

夫にも気を使い、疲れ果てました。

楽しく幸せな性生活など、そこには無かったように思います。

 

ただ、自分がこのままではダメだと思えた事、今の先生に出逢えたこと、先生の提案を受け入れられたことがラッキーでした。

私の強要にも耐えてくれた夫にも、先の見えない不妊治療に諦めずに向き合ってくれている先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

不妊に悩んでいる人は大勢いると思います。

私は、先生の提案してくれた卵管造影に救われたと思っています。

詰まっているような所は無かったものの、精子と卵子が出会う道が広がり、夢だった夫の子を授かる事が出来たのかも…。

そう思えるのです。

これから不妊治療する方も、焦らず、自分の周期が掴めたら、卵管造影も視野に入れてみてはどうでしょうか。

著者:tane510

結婚2年目で待望の第1子を妊娠。焦りとイライラと格闘する日々を送っていた30代です。

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