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テレビで見た家政婦の仕事に興味津々の娘「ママ大変だから私が家政婦さんになってあげる!」

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テレビっ子の娘。教えたはずがないことも、テレビからどんどん吸収していて、驚くことがあります。時にはわからないことを聞かれて、説明に困ってしまうこともしばしば。
テレビを制限すればいいのかも知れませんが、食事の支度をしたりしていると、ついテレビを子守に使ってしまいます。

今から4年くらい前のことです。あるドラマが世間では大人気。ドラマ放映時間は娘は眠っていますが、昼間の番組で特集を組まれていたこともあり、娘も知ることになりました。
そのドラマは家政婦のお話。当時4歳の娘はちょうど、まわりの大人たちのお仕事に興味津々の時期。はじめて聞いた家政婦という言葉にも反応しました。

「ママ、家政婦ってなあに?」
「忙しい人たちの代わりに、おうちのことをしてくれるお仕事だよ」
私は何気なく答えました。
「どんなことをするの?」
さらに聞いてくる娘。
「例えば、ママがいつもやっているごはんを作ったり、お洗濯をしたり。そういうお仕事を代わりにしてくれるのよ」
娘は納得したようで、質問はここで一旦終わりました。

 

そんなある日、突然娘が料理をしたいと言い始めました。
普段から、子ども用の包丁を欲しがり、料理に興味があるようでした。
けれど手伝ってもらいながらの料理は時間がかかってしまうので、つい「また今度お願いね」とお手伝いを先延ばしにしていました。
その日もできればすぐ夕食を作りたかったので、娘には「ありがとう、でも今はごめんね」と断ります。
いつもならそこであきらめる娘が今度は「他にお手伝いはない?」と聞いてきます。
「それなら、お風呂を洗ってくれる?」と試しに言ってみます。「わかった!」と元気良く、娘はお風呂に向かい、たわしを使って、床をゴシゴシと洗い始めました。

数分後、「終わったよ!」と意気揚々と戻ってきた娘の足に泡がついていました。
「はい、戻って!流すよ~」
私と娘はお風呂に戻り、シャワーで娘の足を流します。
その時に「どうして急にお手伝いしたくなったの?」
急にやる気になった娘に聞いてみました。
「あのね、ママいつも忙しくて大変でしょ?だから、私が家政婦さんになってあげるの」
思いがけない言葉に、こみ上げてくる涙。


いつも「忙しい!忙しい!」と言いながら、家事や仕事をしていた私。娘はちゃんと見てくれていたのです。
「そんなの気をつかわなくていいの!」
ふと言った娘の優しい言葉に目頭が熱くなり、同時にそんな風に思わせていたことが切なくなりました。
「ママは大丈夫。だから将来は自由に好きな仕事を選んでね」ギュッと抱きしめて、娘にそう告げました。ありがとうという気持ちが、少しでも伝わるように。

そんな娘も今では8歳。当時のことはあまり覚えていないようで、家政婦への興味もどこへいったのやら…。
けれど、今でも私が困っていたら、さりげなくお手伝いをしてくれる、優しい娘です。

著者:ペメ
年齢:30代
子どもの年齢:8歳・3歳

歳の差姉妹に振り回されながら、フリーランスで働いています。優しすぎて妹に日々やられっぱなしの姉。姉ができることは全部できると信じているやんちゃな妹。くっつけばケンカをするのにやっぱりくっつく不思議な仲良し姉妹です。

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