予定日まであと10日の定期検診、お腹の子がピタリ賞を出しました。
当時の体重は、ジャスト3000g。
まだお腹に入っている子の体重がどうしてわかるんだ???と最初は謎だったのだが、エコーで頭のサイズを測って数値を割り出すのだそう。
その際先生が「大きいですね」とつぶやいたので、
「えっ、頭が?」と聞いたらそうですと言われた。
そうか…頭でかいのか。お産の時ひっかからなきゃいいけど。
その日もまだお腹の張りは微弱で子宮口も閉じているので、
予定日くらいまでは出てこないだろうということ。
ああ待ち遠しい待ち遠しい。
お腹が大きくなり始めた5ヶ月目くらいから
ほぼ毎日のようにオイルやクリームでマッサージしていたのに、
ここにきて…できてしまった、妊娠線!
「出産後も残る」と聞いていたので、かなり気をつけてケアしていたのに…。
ここのところお腹のてっぺんあたりが
やけにかゆかったのだけど、ちょっと赤くもなっていたので
「あせもかな?」と思っていた。
でもへそを囲むように浮かび上がった模様は
やはり妊娠線っぽい…。
しかしこんな短期間にここまでお腹が大きくなったら
そりゃ肌だってひび割れ状態にもなるよなぁ。
だけどあと数日でもうお腹引っ込むのに…えーん。
予定日まで一週間をきる頃にはよくお腹が張るようになる。
ある日の夕飯時にはかなりの痛みの波を感じたので「陣痛かも」と念のため痛みの間隔を計ってみた。規則的な痛みなら陣痛だと判断できるからです。
25分…30分…8分…15分…43分…、…51分か。
全然規則的じゃないな。そのうち治まっちゃったし。
胎児が活発に動いている間はお産はまだ先とは聞いていたが、もういつ産まれてもおかしくない時期なので、体の方はどんどん準備を始めている感じ。
お腹も下の方に下がってきました。
骨盤がゆるんで恥骨やあしの付け根が痛くなり、膀胱も圧迫されるのでトイレが近くなる。
「破水か!?」と思ったら単なる尿モレだったり肩すかしもたびたび。
胎動もすっごくはげしくて、服の上からでも皮膚が「ももも」と押し出されるのが確認できるほど。
「あ、これ右足」とか形まではっきりと。
胎動を「大きな魚をお腹の中で飼っているみたい」と表現した友達がいましたが、
まさにそんな感じ。
お腹の子のはねるような動きと、羊水のうねりもわかるのです。
これはまさに、胎児のひとりシンクロワールドカップやぁー。
日課の乳頭ケア&マッサージの際、母乳がちゃんと出るかどうか(といってもピューピュー出るわけではなく、1滴にじむ程度) ギュッとしぼってみて確認していたのですが、それまでは無色透明の母乳というより「乳汁」みたいな液だったのが、白いコンデンスミルクみたいなのが出てきました。
「これはもしや新生児に飲ませるべき『初乳』というやつでは」と思い、あわてて調べてみたところ、それとは別物のようだ。
ホッ。
母乳も体の方でちゃんと準備してくれているようです。
よーし、目指せ完全母乳育児!そして早く産まれておいで。
>>>次回のエピソード:予定日まであと10日!赤ちゃんの体重、妊娠線、そしておっぱいは…出産直前はこんなかんじ
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:前川さなえ
年齢:35歳
子どもの年齢:9歳と6歳
2003年結婚と同時にフリーのイラストレーターに。 長男妊娠時、お腹が日々大きくなっていくのがうれしくて ブログを始め、現在も奮闘真っ只中の育児ネタを発信!
ブログ/ぷにんぷ妊婦~育児編~
書籍/「ぷにんぷにんぷ」(幻冬舎)、ぷにんぷかあさん(マイナビ)、5歳だって女。(KADOKAWA)
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