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陣痛に心が折れかけたけれど達成感!双子帝王切開後の自然分娩(VBAC)に挑戦

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約14年前の妊娠31週の時に、緊急帝王切開で双子を出産しました。

当たり前のように自然分娩で産む気でいた私は、破水から4時間後に双子を取り出すしかなかったことに、もっと安静にしていれば良かったと、ずっと後悔していました。

 

周囲の自然分娩の体験談を聞く度に、私も赤ちゃんと一緒に感動的な瞬間を迎えたかった、と思うようになりました。

 

3人目は双子と随分年の差が空いてしまいましたが、14年越しのリベンジ?に向けて、まずは自然分娩を受け入れてくれる産院探しを始めました。

帝王切開後の自然分娩に挑戦する事をVBACと言うそうなのですが、このVBACを受け入れてくれる産院はあまりありません。

たまたま近所の大きな産院で積極的にVBACを受け入れてくれる所があったのですが、それまでに2件断られました。

 

VBACする妊婦は、32週あたりからその準備を始めます。

骨盤のレントゲン撮影をし、赤ちゃんの頭が通るかを確認。

また、逆子でないことが、VBAC出来る条件でした。

すべての条件をクリアした私は、35週目で、VBACにトライする許可がおりました。

 

39週のとき、そろそろ寝ようと夜横になっていたら、お腹の中でカチンという音と感覚がし、不思議に思い寝返りしたら、生暖かい物が流れ出てくる感覚。

トイレで確認すると、その時付けていたオリモノシートがタプタプになっていました。

双子の時はバスタオルがビッショリになるほどの破水だったので、破水の自信がなく、しばらく様子をみようと思っていたら、お腹の張りが。

陣痛アプリで感覚を測ると3~4分間隔で張っていたので、病院へ連絡。

その頃には大量のおりものと、それに血が混ざっていました。

 

病院で破水を確認したので、そのまま陣痛室へ。

夫も付き添ってくれました。

陣痛室は病院の大部屋のようになっていて、すでに4名ほど妊婦さんが入っていました。

時刻は深夜1時。

陣痛が弱い今のうちに寝ようと、夫と一緒に横になったけれど、どんどん痛みが強くなって来ました。

深呼吸していないと辛い感じでした。

向かいのスペースにいる妊婦さんが痛みで叫びだし、助産師さんが「落ち着いて呼吸しましょうね」とサポートし始めたのですが、あと数時間で私もあんな感じになると思うと恐怖だったのと、痛いよね、苦しいよね、と応援したくなる気持ちで泣けてきました。

 

定期的に助産師さんが内診してくれるのですが、陣痛室へ入ってから6時間後もまだ子宮口は2cm。

陣痛の感覚は相変わらず3~4分間隔でしたので、苦しい時間が長かったし、いつ終わるのか先が見えず辛かったです。

 

子宮口が4cmになったのがお昼頃で、その時は声が漏れてしまうような痛みになっていました。

助産師さんが指で子宮口を刺激して、開くのをサポートしてくれたのですが、それも激痛で、深呼吸して、と言われたけど難しくて。

助産師さんが深呼吸するのを頑張って真似て、痛みに堪えました。

この刺激が良かったのか、そこからどんどん陣痛が強くなり、子宮口も開いていきました。

8cmほどになった時が一番辛く、まるで獣のように唸ってしまい、いきみを逃せなくなってきました。

いきんでしまうのでおしっこを漏らすし、どうしようもなくなってしまい、とうとう自分の足を抱えていきみ始めてしまいました。

そうしたら大きなものが降りてきた感覚があり、夫にナースコールしてもらい助産師さんを呼び、内診してもらったところ、もう9cmなので分娩台へ行く許可が。やっとここまで来た!という思いで、急いで分娩室へ。

 

分娩台へあがったらあとはいきむだけなので、なんだか痛みも忘れ、とにかくひたすらいきみました。

YouTubeの出産動画でイメトレしていたためか、上手だと褒められ、調子に乗りいきみまくる。

一度いきむと止まらなくなる感じです。

 

分娩台へあがって1時間で、赤ちゃんが出てきました。感動というよりやはり、自分の力で産めた!私にも出来た!という自信と安堵でホッとしました。

想像以上の陣痛の破壊力に何度も心が折れかけたけれど、また次も自然分娩したいです。

何より産後の回復が早くて驚きました。

著者:kochomi

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