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帝王切開体験記

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正産期までは切迫早産の気があり、お腹が頻繁に張っていたので安静にしていたのですが、正産期に入った途端、お腹の張りがおさまってしまいました。

病院の先生からは、もっとお腹が張らないと産まれてこない、とにかく動くようにと言われ、毎日3回の散歩、スクワット、ストレッチなどしていましたが、赤ちゃんが全く下がってこず、診察の度に『帝王切開の可能性が高い』と言われていました。

しかし、予定日を1週間過ぎた頃、自然分娩で産める可能性が少し出てきたとのことで、予定日を11日過ぎた日に入院し、12日目の朝から促進剤を使うことになりました。

 

朝5時に起き、浣腸をし、6時7時8時に飲み薬を飲み、9時から点滴開始。

徐々にお腹に生理痛のような痛みが出てきたのはお昼前くらい。

正午を過ぎたあたりから笑っていられない程の痛みになり、13時頃には2分間隔くらいで激痛が。

そんな中で内診ぐりぐりをされ更に痛め付けられ、しかも赤ちゃんがなかなか下がってこないとのこと。

14時頃までもう少し頑張ってみて、帝王切開するか判断しましょうと言われるも、何も言われぬまま14時をすぎる。

隣のベッドには、10時間以上陣痛に苦しんでいる妊婦さんがいたので何となくそちらを優先されてる感あり。。。

その頃には私も発狂したいくらい痛かった。

でも、頑張って自然分娩で産むんだという気持ちと、隣の妊婦さんはもっと痛いんだと思い、耐えに耐える。

 

そんな中、隣の妊婦さんが分娩室へ移動したので遠慮なく悶える。

痛みは更に強くなりじっとしていられない程の痛みが襲い、汗だく。

でも自然分娩で産みたい!と思っていたので頑張る。

しかし16時を過ぎた頃の内診の結果、努力もむなしく…このまま頑張っても赤ちゃんが降りてこないでしょうとの判断が下され、帝王切開に…。

 

数時間の痛みが無駄になったと思うと涙が溢れ、頑張ろうという気持ちの糸も切れて発狂しました。

促進剤の点滴が止められたので痛みは徐々に和らぎ、手術室に自分で移動し、全裸になり、自分で手術台に昇り、剃毛され、尿道カテーテルが入れられとても惨め。

横になったまま背中に麻酔の注射をするのに、どうしても背中を触られると無意識にピクッと反応してしまい注射がうまくできず全裸で先生に怒られながら何度も注射をトライされること数分、キレ気味の先生が『座位で!』と助産師さんに指示が飛び、手術台に背中をつきだした猫背の状態で座らされる。これがまた惨め…。

やっと成功し、それからはとんとん拍子で産まれてきてくれました。

でも、産まれてすぐのカンガルーケアは出来ないし、母子同室は普通分娩の人よりも2日も遅いし、おっぱいをあげられるのも遅い。

女性しか経験できない『分娩』の痛みを経験できなかった。

手術中の痛みは麻酔で感じなかったし、術後の痛みも耐えられる程度でしたが、そういったことが悲しかったしショックでした。

赤ちゃんが無事に産まれてきてくれたからそれだけで良いんですけどね。