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部屋で寝ていたはずの次男が消えた!? ハイハイしかできないのに、自分で窓を開けてとんでもないところまで!

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次男が10ヶ月の頃。移動手段は、もっぱらハイハイでした。
どんな段差もなんのその。いわゆる目が離せない時期に入っていました。

そんなある日の正午頃。

次男がウトウトしていたため、私は抱っこして寝かしつけ、寝室に敷いてある布団にそっと置きました。
その日は暑かったため、窓を開け、網戸にしました。

その後、残っていた家事をしていると、今度は長男のほうが眠そうにぐずり出しました。

私は家事をやめて、長男を抱いて寝かしつけようとしますが、なかなか眠りません。
そこで私は、リビングのソファに仰向けに横になり、自分の胸の上に長男を抱いて背中をトントンしながら寝かしつけました。
そしてそのまま、私も長男と一緒に眠ってしまったのです。
もちろん、眠るつもりはなかったのですが…。

遠くでかすかに赤ちゃんの泣き声が聞こえた気がして、ふと目が覚めました。
「…次男の声かな?」
私は横になったまま、首だけを動かして寝室のドアを見ました。
「ドアを開けなきゃ。でも私が起き上がると長男が起きちゃうな…」
そう思いながらも、また眠ってしまったのです。

 

突然、ハッ!としました。
「あれ?今何か夢を見ていたような…。次男が泣いていた夢…。」
部屋はシーンと静まり返っています。

「やっぱりさっきのは夢か。」
そう思ってホッとしたものの、妙な胸騒ぎがしました。

 

私は胸の上で寝ていた長男を、ソファにそっと下ろし、寝室のドアを開けました。

 

「え…!?」

 

寝ていたはずの布団に次男がいません。

一瞬で血の気がサーッと引きました。

 

私は部屋中を見渡しました。寝室には事故防止のため、何も置いていません。
開けることが出来ないはずのクローゼットを一応見てみましたが、もちろんいません。

そして再び、血の気が引きます。


きっちり閉めたはずの網戸が開いているのです!

 

我が家はマンションの5階です。

「まさか。下に落ちてないよね…。いや、でもベランダの柵を登ることは出来ないはず。柵の隙間は頭すら通らない。」

そう思いながらも、恐る恐る下を覗き込みます。
もちろん次男はいません。

 

「どういうこと?誰かが入ってきて誘拐したってこと?
でも玄関の鍵は閉まってるし。もしやベランダから侵入された?!」

私の頭の中はパニックで真っ白でした。
次にどういった行動を起こすべきか考えることすら出来ません。

 

震える手で夫に電話をかけます。
しかし、仕事中の夫は電話に出ません。
私はそれでも何度も何度も夫に電話をかけ続けました。

夫に5回目の電話をかけた頃、玄関のインターホンが鳴りました。

 

特にご近所付き合いがあるわけではないので、玄関のインターホンが鳴ることは滅多にありません。

「まさか!次男のことで何かあったのでは!」

私は急いで玄関を開けました。

 

そこには若い男性が、次男を抱いて立っていました。
私は次男の名前を呼んで、次男を受け取り、ぎゅっと抱きしめました。

 

男性に話を聞いたところ、自宅のベランダになぜか赤ちゃんがニコニコしながらいたそうです。驚いて赤ちゃんを抱き上げて、恐らくベランダ伝いで来たのだろうと、同じ階の部屋を全部まわっていたとのことです。
男性は我が家から4軒も隣に住んでいる方でした。

 

私は男性に何度も何度も頭を下げ、お礼を言いました。

次男を抱きしめたまま、「ごめんね、ごめんね」と泣きながら謝りました。
申し訳ない気持ちとホッとした気持ちが複雑に混ざってしまい、なかなか涙が止まりませんでした。

 

私達が住んでいるマンションのベランダには、隣との隔て板がありますが、板の下は15cmほど開いています。
大人や幼児は頭すら通りませんが、10ヶ月の次男は頭を下げてハイハイをし、隣のベランダに入ることが可能だったようです。

 

その一件から、家の中に事故となりうる場所がないかを、夫と一緒に改めて見直しました。
危ない箇所は夫と協力して補強したり、家具の配置換えを行ったりしました。
子供の行動力は親の想像を遥かに超えることを知り、注意散漫にならぬよう、日々気をつけています。

著者:かつどん子
年齢:30代
子どもの年齢:3歳・1歳

男の子2人のママ。毎日元気に走り回っている2人を後ろから必死に追いかける日々。趣味はドライブと食べること。週末は美味しいものを求めて家族みんなでお出掛けしています。

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