妊娠・出産・育児の情報サイト


妹が生まれた日。入院中のママともっと一緒にいたいけど…。ぐっと堪える健気な背中に涙

f:id:akasuguope01:20160330175028j:plain

次女が生まれたとき、長女は2歳4ヶ月でした。
タイミングの悪いことに、夫は出張中でした。私の実家には頼ることができなかったので、夫の実家で出産前後を過ごさせてもらうことにしました。


とにかく甘えん坊の長女は、おばあちゃんの家でも私から離れることがなく、私は家事に関してはおばあちゃんに任せっきりで長女とずっと一緒に遊んで過ごしていました。下が生まれると赤ちゃん返りが大変なんだろうなぁと覚悟もしていました。


次女が生まれる日の朝、「お母さん、病院に行ってくるね。」と伝えると長女は「うん」とうなずき、おばあちゃんに抱っこされて私に手を振ってくれました。
それまで私と離れるときは必ず泣いていたのに、その日は愚図りもしませんでした。

長女が心配で陣痛を我慢し、病院に行く時間を先延ばしにしていたので、病院に行くと、赤ちゃんはすぐに生まれて来てくれました。

 

長女はおばあちゃんと一緒に会いに来てくれました。
赤ちゃんが生まれた当日なので、赤ちゃんは新生児室にいます。長女は病室に入ってくると、はにかむように笑うだけでおばあちゃんと手をつないでいました。『おかーさーん』と言って抱きついてくることを想像していた私は拍子抜けしました。新生児室にいる妹の姿を一生懸命見て、自転車の後部座席に座って、「ばいばーい」と私に手を振って笑顔で帰っていきました。

 

そして2日後、またお見舞いに来てくれました。今度は赤ちゃんも同じ部屋にいます。「かわいい」と言ってちょっと眺めたあと、モジモジしていました。そして、私の膝の上に乗ってきました。しばらく抱っこしながらお喋りしました。

そろそろ帰ろうか、とおばあちゃんが言うので、膝から降ろそうとすると、長女は小声で「イヤ・・・」と言って涙まじりの声をだしました。私は彼女を膝に乗せてギュっと抱っこしました。するとしばらくして、自分から立ち上がり、おばあちゃんと手をつなぎ、笑顔で私に手を振って帰って行きました。

本当はもっとお母さんのそばに居たいんだろうに、何も言わずに気丈にふるまう娘。赤ちゃん返りどころか一気にお姉ちゃんになった長女。その健気に頑張っている娘の背中を見送って、お母さんは涙がこぼれました。

f:id:akasuguope01:20160330201126j:plain

著者:あつこ
年齢:35
子どもの年齢:6歳、4歳、0歳11ヶ月

3姉妹の母。4人目も欲しいけど、年齢的にも経済的にも迷い中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。