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妻から浴びせられる罵声。戸惑うパパ達のセキララ体験「産後クライシス」座談会

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産後クライシス」とは、出産後に夫婦の関係が急速に冷え切ってしまうことをいいます。男性たちは、産後の妻の変化をどのように感じているのでしょう。パパたちのリアルな体験談から、産後の夫婦関係を見直すヒントを探りました。

 

-Profile-

メガネさん(34歳)

5年前に結婚し、1ヵ月前に子どもが生まれたばかりの新米パパ。幸せの絶頂期で「産後クライシス」の気配は今のところナシ。

タマさん
(35歳)
8歳と2歳の子をもつベテランパパ。1人目が生まれたときに陥った「産後クライシス」を乗り越え、現在は平和な日々を送っている。

バツさん(32歳)
4年前ほどに結婚して現在4歳と2歳の子どもを授かるも、2人目の出産後に妻の不倫が発覚。昨年末、約3年間の結婚生活にピリオドを打つ。

「子どもに触れるな!」「寝室に入るな!」と、妻が恐妻へと豹変

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メガネさん:ウチは、子どもが生まれてまだ1ヵ月。今のところ、「産後クライシス」の兆候はまったくありません。オムツ換えを率先してやるなど子育てもしっかり手伝ってますし、これからも上手くやっていける自信があります!

タマさん:そんな余裕でいられるのも、きっと今のうちだけですよ。1人目が生まれた頃、ボクはおむつ替えや家事などかなり手伝っていましたが、「産後クライシス」でしたからね。子育てを手伝っておけば大丈夫という考えは、大きな間違いです。

メガネさん:えっ、ホントですか!?

タマさん:はい。ボクの場合、「子どもに触れるな!」「寝室に入るな!」と言われました…。

バツさん:もともと気性の荒い奥さんだったとか?

タマさん:全然。子どもが生まれてから豹変しました。「守るものができると、女性は強くなるんだなぁ」と実感しましたね。

メガネさん:感心している場合じゃないですよ! そこまで言われて、ツラくなかったんですか?

タマさん:うーん。「オレ、こんなヒドイこと言われている」と逆に楽しくなってきちゃってたかもしれないです。

メガネさん:奥さんが豹変した理由について、思い当たるフシはないんですか?

タマさん:しいて言えば、平日の帰りが毎晩遅かったことですかね…。

バツさん:仕事でしたら、仕方ないですよね。

タマさん:家事に子育てを自分なりに頑張ったのに、きつく当たられるのがつらかったってのもあり、毎晩飲み歩いていて…。そういえば当時、飲み代が毎月10万円以上かかっていて、仕事をしていない妻からお金を借りたこともありました。

メガネさん:う~ん。でも、毎月10万円以上も飲み歩いてるって聞くと、奥さんが豹変したのも仕方ないかも。

バツさん:まぁ、それでも離婚に至らなかったんだから、まだいいじゃないですか。ウチなんて、「産後クライシス」を乗り越えることができず、離婚しましたから。

タマさん:えっ、僕よりもっとヒドイことを言われたとか?

バツさん:いえ、そんなことないです。離婚の直接の原因は、妻の不倫。暴言を吐かれたとか妻が豹変したとかはなかったんですけど、妻が違う男に心移りしてしまったんです。

 

妻が「女」から「母」になったことも、「産後クライシス」の原因に?

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メガネさん:奥さんが不倫に走ってしまった理由はなんだったんですか?

バツさん:本人ではないのでなんとも言えないのですが、子どもが生まれてから僕が妻を「女」として見られなくなってしまったのが原因のひとつかもしれないです。ちなみに2人目は酔った勢いで…って感じですし。

タマさん:確かに子どもが生まれると、女性は「女」から「母」という存在になっちゃいますからね。僕も一人目が生まれてから、1年半ほど妻には指一本触れませんでした。

メガネさん:子どもが生まれてから、自分の性欲自体も減ったような気がします。妻に隠れて処理しようにも、隣の部屋から子どもの泣き声が聞こえてきたら気持ちがそがれるというか…

タマさん:子ども中心の生活になることで、夫婦の関係性も変わりますし、ライフスタイルも変わります。そういうのもきっと、「産後クライシス」の原因になるんでしょうね。

バツさん:でも、タマさんはどのようにして、「産後クライシス」を乗り越えたのですか?

タマさん:飲み自体は今も頻繁に行っているのですが、とりあえず何の飲み会なのかをきちんと伝えるようにしたんです。証拠として、仕事仲間がSNSにアップした飲み会の写真も見せたりしながら。そうするうちに、「お酒を飲むのも仕事のうち」と理解してもらえるようになり、2人目のときは罵声を浴びせられることもなかったです。今では、「仕事、頑張ってくれてありがとう」と、ねぎらいの言葉をかけてもらえるまでになりました。

 

産後クライシス」解消のカギは、奥さんが夫に上手に頼ること!?

f:id:akasuguedi:20160621122822j:plainバツさん:やっぱり、コミュニケーションって大事ですよね。ウチは、2人目が生まれてから妻がネットゲームにハマってしまい、夜9時半頃に子どもを寝かしつけてから深夜2時半頃までずーっとネットゲームをやっていたんです。妻が一人の世界に浸れる唯一の時間だからと思って話しかけるのを遠慮していたら、ネットゲームで不倫相手と出会ったようなんです…。今振り返ると、家事と育児に追われてストレスがたまっていたのかなぁと。積極的に話しかけて夫婦の会話をもっとしていたら、そのことに気づけて二人でなんとかできたのかもしれませんね。

メガネさん:新米パパのボクが言うのもなんですが、コミュニケーションさえしっかり取っていれば、たとえ「産後クライシス」に陥っても二人で乗り越えられると思うんです。ボクはどれだけ疲れて帰ってきても、妻の話に耳を傾けてしっかり二人の時間をとるよう心がけています。

タマさん:一般的にママさんって、つい一人で頑張りすぎちゃう傾向がありますよね。何でも自分でやろうとするから、キャパオーバーになってしまう。もっと夫を信用して、頼っていいと思います。それに、夫の頼もしい姿を見るうちに、冷え切った愛情も復活するかもしれないですしね。

バツさん:家事を手伝ってくれなかったり、妻の大変さを理解してくれなかったりする夫だったら、無理矢理子どもを押しつけて外に遊びに行っちゃうくらいでいいと思う。もちろん、不倫はダメだけど…。(笑)

メガネさん:そうしたら、夫は自分が子どもの面倒を見なくちゃいけないので頑張るしかないですし、自然とイクメンスキルも身につくので一石二鳥ですね!

タマさん:あと、夫にイライラしたくなければ、人の家庭と比べないことも大事。「○○さんの旦那は、残業がないんだって。うらやましい」といったように、よその家庭と比較するところから夫への不満ってうまれるものなんです。男という生き物は、目の前にいる夫しか存在しないくらいに思うといいかも。そうすれば、「産後クライシス」に陥る危険性も低くなるんじゃないかな。

メガネさん&バツさん:ど、どの口が言っているんだか…。