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フルコース後の笑撃!まさかの産後は志村けん?

予定日を1週間過ぎても何のおしるしもなく、誘発分娩に切り替えることに。

早朝からパパと産婦人科に行って、さっそくバルーン挿入。

それでも自然陣痛が来ないと陣痛促進剤をうち、3分間隔までになったものの、全く子宮口が開かず、陣痛促進剤をやめて自然陣痛を待ってその日は病院で一夜を過ごす。

分娩室からは出され、1人陣痛待ちする中、分娩室から聞こえてくる産声にこれから来る痛みを想像しては不安に思いながら爆睡(笑)

 

朝になってやや陣痛がきはじめたので、そろそろかっ!とパパに背中をさすってもらっていたら、先生が何度も超音波を当てては首をひねる・・・

「どうしたんですか?」

と尋ねたら、

「痛いの背中の方だよね?」

「いえ、下腹です!」

と元気よく答えると、再度超音波を当て、神妙な顔で

「頭が大きく、骨盤から少し斜めに下りて来ています。このまま自然分娩を続けると子宮が破裂する恐れもあるので今回は…」

…え?何で?一瞬思考停止。

「…分かりました」

ベビちゃんの命が1番。そう言い聞かせてもじんわり涙が溢れた…ちゃんと産んであげられなくてごめん…。(その時は自然分娩ってことにとらわれてた)

 

陣痛が10分間隔でくる中、手術台に乗せられ麻酔を打つため背中をまるめる。「ちょっと痛いですよー」と注射されると「いったーいー!!」激痛で叫ぶと「どっちですか?陣痛?注射?」と看護師さん。

「背中背中ー!!」と絶叫しながら即答すると手術室が爆笑。

その後麻酔の効きをチェックする麻酔医の先生。

「ここ、触ってるの分かりますかー」はっきりは分からないけど何となくわかるような…どうしよう、と思った時に親知らずの抜歯時に途中で麻酔が切れた事を思い出し、「分かります!」と答えていた。

あの時のように途中で麻酔が切れたら絶対イヤだ!

「そうですかー…じゃあ、もう一本打っとこうかな…」と麻酔医の先生の声が聞こえて次のチェックは全く感覚がなかった。

そこからはあれよあれよと帝王切開が終わり、「せーのっ!」という声の後、「んぎゃ・・・」

よかったー!生まれたー!

「産まれましたよ」と胸の上に赤黒い塊を乗せられ、感動していたら「はい、また後でね」と赤ちゃんは処置室に、私はそのまま深い眠りについた。

 

目が覚めるとベッドの上でパパとお義母さん、実母が見えた。

後から聞いたところ手術が思いの外長かったらしく、待合室でみんな万一に不安になっていたらしい。

私はすごーくよく寝た朝みたいにスッキリしていて、「あ、パパー!」って笑顔を見せていた。

すると突然カラダがガタガタと震え始めた。

寒気もないし、カラダもしんどくないのに歯がガチガチ鳴るくらいの震え。

周りもビックリして実母に至っては軽くパニックに。

私は「なんか震えるー」と喋った声が震えて、そう、志村けんのコントの「ひとみ婆さん」さながらの声に!

周りが焦ってワタワタしている時に当の本人はその声がツボにはまって

「私、ひとみ婆さんみたいー!ウケるー!」

とひとり爆笑。

看護師さんによると、麻酔のあとなる人もいるみたいでみんな一安心。

あとから聞くと、パパは「ママ、死ぬ…」と思ったそう(笑)

 

そんな志村けん体験からもう半年、ベビちゃんも私も元気に過ごしてます。今でも志村けんのコントを見たら思い出し笑いしてしまいますー

著者:ゆめまる

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