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長かった3日間

予定日まで1週間を切った日曜日の朝。

「あれ?尿漏れ?まさか破水?」と半信半疑のまま病院に連絡。

すると、入院の用意を持って来てくださいと。

「これで尿漏れやったら恥ずかしいな?」

と旦那と笑いながら病院へ。

診察の結果、破水。即入院。

微弱陣痛はあるもののまだ間隔も長い。

「今日か明日には我が子に逢えるんやな?」

と2人でウキウキしながらその日は終了。

 

翌日。月曜日。

先に破水してる為、ゆっくりと陣痛が来るのを待つという訳にはいかないので、陣痛促進剤を使用することに。

点滴を始めるとすぐに陣痛が。

「痛ーーーい。」

どんどん間隔が短くなる。2分。

「いい陣痛きてるよー。」と助産師さん。

これ頑張れば我が子に逢える!そう強く想いながらひたすら痛みに耐える。

時々子宮口の開きを見るが、まだまだ。

ひたすら痛い。時々意識が飛ぶことも。

夕方になり、促進剤のタイムリミット。

点滴を外してからは陣痛の間隔がまた少しずつ空いていく。

しかし、収まることはない。20〜30分おきの陣痛。夜はほぼ眠れず。

 

翌日。火曜日。

この日も午前中から陣痛促進剤。

今日こそは。と、いい感じに陣痛がくる。昨日よりは痛みの逃し方がわかってきた。頑張ろう。

しかしそのまま夕方。タイムリミット。

助産師さん「先に破水してるから明日には決着つけなあかんな。帝王切開も頭に入れといて。」と。

え?帝王切開?嫌や。普通分娩で産みたい。

一気に不安になる。

でもお腹の中で元気に動いている我が子を感じると自然と勇気が湧いてきた。

 

さらに翌日。水曜日。

朝から診察。先生から選択を迫られる。

もう一度促進剤を使用するか。帝王切開か。

旦那と相談し、やれるとこまでやろうと言うことに。

午前中から促進剤。

「頑張れ我が子。頑張れ私。」

もう少し、もう少し。

しかし、無情にも時間は経過し、タイムリミット。

「破水してから時間も経ってるし、そろそろ出してあげよう。」と先生の言葉。

涙が止まらなかった。普通分娩で産みたかった。ここまで頑張ったのに。なんで。

でも我が子のことを考えると迷ってる暇なんてなかった。

「帝王切開にします。」

手術が始まるまで1時間と少し、もう普通分娩で産めないんだと思った瞬間からそれまでなんとか耐えていた激痛が襲う。

「痛い。我慢できひん。」

痛みと疲労と涙でボロボロ。

でも本当にあと少し。

我が子に逢える。

 

麻酔をし、手術が始まる。

数分後、「オギャーオギャー」

と元気な産声。

あぁ。よかった。やっと逢えた。

 

出産は予想外のことの連続。自分たちが甘くみていただけなのですが、お産は大変。赤ちゃんもかぁちゃんも命懸け。

月曜からの3日間はほぼ寝れず、身体はボロボロでしたが、我が子に逢えたときは本当に嬉しかった。

2ヶ月経った今は育児に追われる毎日ですが、可愛くて仕方ない。もう次の子が欲しいぐらい。笑

旦那と共にこの子を一生守っていこうと決めました。私たちの元に生まれてきてくれてありがとう。

 

著者:たむ

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