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長いセックスレスからの待望の妊娠、そして出産

私は、20歳で結婚をしてまだ若いこともあり子供はしばらくしてからでいいかな?という感じでした。

その頃は、人並みくらいにはセックスしていました。

結婚して1年経過した頃…私が住んでいる町の検診を受けたら、卵巣に腫瘍がある事が発覚し、医者から「妊娠しないようにしてください。手術する時に大変なので」と言われ、主人は「お前の身体が心配だから手術までセックスするのはやめよう!」と言い手術まで一切セックスしませんでした。

その手術までの期間がとても長かったのです。

主人は、卵巣に腫瘍があると知ったとき、とても心配して評判の良い病院を捜してくれました。

他県からも評判をききつけ通う人がいたため、最短で一年後にしか手術出来ない。と言われました。

 

長い間セックスしないのが当たり前になっていたため、手術を終えていつでもセックスできる状態になってもセックスする事は滅多にありませんでした。

私から誘っても断られてしまい、私も何度も断られたら誘うのを躊躇してしまいます。

 

義理の家族や私の職場からは「子供つくらないの?」(もしかして、不妊?)さまざまな事を言われるようになりました。

心ない言葉を言われ、号泣する事は何度も何度もありました。

 

私は、気づいたら26歳になっていました。

数ヵ月に1度くらいのペースなので、妊娠できるわけありません。

主人は、「女の子が欲しい」とよく口にするのに私とセックスしませんでした。

本当に主人の事が理解できずに、とても悩みました。

私も主人も子供が大好きです。

周りは、どんどん子供を授かり出産していき本当に羨ましかった。

赤ちゃんを抱っこさせてもらうたびに、自分の子供が欲しくて仕方なかったです。

 

あるとき、不正出血があり放置しようと思ったのですが、主人に話したら「病気だといけないから一緒に病院に行こう」と言ってくれたので病院に行きました。

排卵出血なので問題ありません。もし、子供が欲しければ今日か明日くらいまでに子作りすると良いと思います」と言われ、主人にそのまま伝えるとその日にセックスしました。

その時のセックスで、なんと妊娠できました。

長い間ずっと子供が欲しいと思っていたので、何度も陽性の妊娠検査薬を眺めていました。

結婚して6年、何度か妊娠検査薬を使いました。

陰性の妊娠検査薬ばかり見ていたので陽性の妊娠検査薬が嬉しくて仕方ありませんでした。

仲の良い友達にLINEすると、みんな長い間私が子供を欲しがっていた事を知っているのですぐに「おめでとう」の連絡をくれました。

なかには、泣きながら「おめでとう」と電話してくれた友達もいます。

友達の気持ちが本当に嬉しかった。

 

主人に報告すると「本当に?本当に?すごい嬉しい!!」と大喜びしていました。

妊娠を知ってから毎日私の身体を気遣ってくれました。

悪阻がひどくて毎日病院で点滴しなきゃいけなくなってしまった時は、送り迎えできる日は送り迎えしてくれて、出来ない時は親に私の送り迎えを頼んでくれました。

長い間、悪阻に苦しみやっと楽しい妊婦生活が送れると思ったら、妊娠高血圧症候群になり地獄のような入院生活でした。

お風呂は入れずに清拭のみ。血圧が上がるといけないので電気は最低限しかつけられずに携帯もTVも基本的には禁止。

面会も私の血圧が高いと禁止されました。

私の妊婦生活はハッキリ言えば、本当に最悪でした。

楽しい思い出が少なすぎました。

 

出産予定日より2週間ほどはやくに破水してしまい、激痛に耐え無事に娘を出産出来ましたが、妊娠高血圧症候群のせいで娘は低体重で産まれNICU に入院してしまいます。

保育器の中にいる娘を見て、(NICU には入院させたくなかったのに…)と自分を責め続けました。

あるとき看護婦さんに「妊娠高血圧症候群は、出産する事が一番の治療だから、お母さんの事を心配してはやく産まれてきてくれたやさしい子だよ」と言ってくださり、涙が止まらなかった事を今でもよく覚えています。

娘は、今9ヶ月になり順調に体重も増え、ちぎりパンのようなむちむちの腕をした元気な赤ちゃんです。

私が笑うと笑い返してくれます。

長い間子供を授かれなかった私が今、娘と一緒にいる時間は人生で一番幸せな時間です。

私のもとに産まれてきてくれて本当にありがとう。

愛しています。

著者:ちむちむ

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