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稽留流産、友達にも言ってないのに、 給付金の為に悔し涙。

不妊治療をして1年半、人工授精でやっと授かる事ができたのに、

9週で心拍の確認が出来なくなり稽留流産となってしまいました。

 

「妊娠できる身体だと教えてくれた。」

「忘れ物を取りに行っただけ、次はちゃんと生まれてくれる。」

そんな言葉を信じて、悲しくても前向きに過ごしていました。

 

そして、生理も2回来てやっと身体も基礎体温表も元通りになり、

治療再開できるようになった頃、

入っている生命保険(女性保険付)から給付金を受け取れる事を知りました。

 

自営業で、ほそぼそ暮らしている我が家には嬉しい情報で、

その日に電話連絡し、給付金をもらえる手筈を整えました。

 

人生のうちで給付金をもらう事が始めてで、

それまで、保険はしょせん掛け捨て!と思っていたので、

給付金として返ってくるんなんて、

今まで掛けていた甲斐があった!と少し浮かれていました。

 

翌日保険員が訪れ、挨拶したと思ったら

いきなり玄関で大きな声でお悔やみを言われました。

 

玄関のドアが閉まりきったかどうかのタイミングで?

そんな大きな声で外に話が漏れていないか?

もう、心は焦りました。

だって、仲の良い友達にも話せない事を

近所の人に聞かれるなんてありえません。

 

ドキドキしている中、保険員さんから

手術を受けた日と妊娠期間を質問されました。

 

「手術は4ヶ月前で妊娠期間は9週でした。」と答えると

 

「え!妊娠期間、たった9週?!」と驚かれ、

「あぁ、今は技術が進歩したから9週でもわかるねぇ。

 昔はそんなに早い妊娠はわからなかったのよ、

 昔は何ヶ月とかだったのにねぇ…、

 びっくりしちゃったわ。」と言われました。

 

 

正直、保険員さんの感想は聞きたくなかったです。

 

電話連絡の時にも状況は話してあり「保険金対象です」と言われたので、

ネットで調べた通りに進めば、

ただ書類をもらって診断書と共に郵送すれば良いだけ!と軽く思っていたのに、

保険金をもらうには、こんな思いをしなければならないのか!と

悔しくて涙がでました。

 

不妊治療でタイミングとっても1年妊娠できなくて、

人工授精、6回目でやっと妊娠検査薬の妊娠ラインを見て、

早く病院に行っても胎胞の確認できないからと6週まで待って、

8週でやっと心拍の確認が出来て…、

と赤ちゃんを望んでから数えると

妊娠出来るまでに2年かかっているのです。

 

このまま妊娠は続くものと私が一番思っていましたよ…。

 

お悔やみを言う気遣いが出来るのなら、

もう少し状況を理解して対応するようにして欲しい!

 

もしくは

干渉しないで欲しい!と思いました。

 

このときの保険金は体外受精の一部となりました。

お金は大事ですよね。

著者:佐木ひなこ

年齢:48歳

子どもの年齢:5歳

不妊治療をして体外受精で、2011年息子を授かりました。

高齢なのでいつも体力が不足しています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。