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亡き祖父母の命日

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半年続いた辛いつわりを乗り越え、いよいよ妊婦生活も最後。

振り返ってみると、妊娠が分かったのは祖父の命日。

妊娠が分かってからは頻繁に5、6時間かかる実家へ帰省し、祖父母の仏壇に何度も手を合わせた。

祖父母っ子だった私は迷わず、祖父母のお骨がある実家での里帰り出産を決めていた。

予定日前日には主人も駆けつけてくれて、みんなでbabyの誕生を心待ちにしていた。

 

なかなか予定日を過ぎても前兆すらなく、祖母の命日が近づいてきた。

男の子が大好きで、亡くなる前まで「男に生まれ変わりたい」と口癖のように言っていた祖母。

お腹のbabyの性別は男の子と分かっていた。

まさかとは思ったが、近所の知り合いや、私の父母も、「祖母の命日に産まれるんじゃない?」と言いだした。

 

予定日を4日過ぎ、祖母の命日の日付になった12時ちょうど、何やら生理痛のような地味な痛みと共に、産道から何かが流れて出て来るような感覚がありトイレへ。

すると、おしるしと一緒に、破水?と思うほど下着もズボンも濡れていた。

急いで産院へ電話し入院道具を持ち、祖父母の仏壇に手を合わせ産院へ向かった。

 

すぐに破水したかの検査を行うと、破水は勘違いだったようで…。

 

陣痛が軽くきていた為、一応入院し、お腹にモニターを付けbabyの心拍を確認していた。

すると何度かbabyの心拍が下がっていることが確認され、急遽、緊急帝王切開が決まった。

 

不安と恐怖で震えながら前処置を終え、帝王切開でようやく我が子が誕生した。

へその緒が巻きついていて羊水混濁も起こしており、危険な状態で産まれてきた。

もし、破水と勘違いしていなくて、陣痛が10分間隔になるまで自宅で待っていたら、我が子の命はどうなっていたか分からない。

 

妊娠が分かったのが祖父の命日。

出産した日が祖母の命日。

 

きっと、亡き祖父母が我が子の命を救ってくれたのだと私は思っています。

 

そんな我が子も今は生後1ヶ月半。

少しずつニコニコ笑うようになり、これからの成長が楽しみで仕方がないです。

 

天国のおじいちゃん、おばあちゃん。

ありがとう。

著者:なぎ

20歳の男の子ママ。

父母は43歳で若いジィジとバァバ。

18歳、9歳、5歳のきょうだいが居る騒がしい実家で子育て中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。