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やること>やれる人。夫と二人じゃ全然無理っ!命の危険を感じた私の2人目産褥期…(涙)byうだひろえ

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産褥期。

それは、股から血が出続け、ホルモンバランスがガッタガタに崩れ、水に触らないで休むべしと言われる中、昼も夜も授乳とオムツ替えに明け暮れる、恐怖の期間。

 

私は1人目の産後に何度かぶっ倒れているので、2人目の産後は「無理しない」と決めていました。

 

そう、決めてはいた、んです。

 

退院後、1週間は、地方に住む実母が、仕事を休んで泊まり込みで来てくれました。

その間、家事のすべてと、上の子の保育園送迎をやってくれました。

 

夫は、私の入院中に仕事を休んだ(無給)ので、ここから仕事復帰。

帰宅後に上の子とお風呂に入ることを担当。

 

母が日中家事をやってくれたおかげで、夜は、赤ん坊の夜泣きに備えて、全員早めに就寝することもできました。

 

私はおっぱいマシーンとして、授乳以外は体を休める、という夢の生活を送っていました。

まあ、実際は、上の子が私とお風呂に入りたがったり、抱っこをせがんだり、園の準備や書類作成などの雑務はこなさねばならなかったけど。

 

その後の地獄に比べたら、ね。

 

産後2週間。ついにその時は来てしまいます。

 

実母、帰宅。

 

私と夫とで、家事育児をする、4人家族での生活のスタートです。

 

床上げ(産後一ヶ月)までは、家事は「俺ががんばるよ」と夫が言ってくれました。

その代わり、保育園の送迎は、夫は仕事の時間と合わないので、新生児を連れた私が行います。

 

母がやってくれてた分を、夫と私で分担すれば、なんとかなる!と思いました。

しかし、実際は、そんな単純な算数じゃなかったです。

 

朝、夫が早起きして、朝食作りと洗濯物干しをしてくれます。それから出勤。

私は起き次第赤ん坊に授乳、オムツ替え、上の子の身支度、朝食、登園。

上の子は、赤ちゃん返りもあって、登園はグズグズ。ギャン泣きで私から離れないのを、保育士さんにひっぺがされて行く状態。

 

帰宅後、授乳やオムツ替えをしながら、体を休めることを優先。この時間で休めてないと、上の子お迎え後の時間を乗り切れないので。

 

そう、ここからが、勝負の時間。

お迎え、お迎え後の公園遊び(上の子のストレス解消)、帰宅、夕食準備(レトルトや夫が作っておいてくれたものを盛り付ける)、食事、片付け。with新生児。

夫が帰宅するまでにこなす、これからのタスク、確実に、ゴリッゴリと、産褥期の私の命を削ってきます。

 

「無理はしない」と決めていたけど、もう、どうあがいても全然無理でした

 

夫は夫で、仕事から帰宅後すぐに上の子を風呂に入れ、食器を洗い洗濯機を回し、イヤイヤばかりの2歳児にイライラし、寝かしつけ、子供を起こさないように掃除をし、翌日の分の食事の準備などもし、赤ん坊が夜泣きすれば私と交代もしつつ。

はい、完全にキャパオーバー。

 

「このままじゃやばい!」と思った私は、家事育児の分担について考えます。

 

産褥期の無理は、命の危険を感じるもの。

かと言って、私ができたことは、夫との分担の見直しと、後は、実母が土日に来てくれるのを、じっと待つくらい。

 

「夫の育休がもっとちゃんとあればな~」「なんならじいじばあばや叔父叔母にも、孫や甥っ子姪っ子の育休があればいいのにな~」なんてことを、夢想しながら。

>>>次回のエピソード:母乳VSミルク!? 「おっぱい妖怪&おっぱい星人」母子にならないための、いいとこ取り作戦

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著者:うだひろえ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:4歳と2歳

マンガ家/イラストレーター。愛知県生まれ。2008年『夢追い夫婦』(KADOKAWA)でコミックエッセイデビュー。『誰も教えてくれないお金の話』(サンクチュアリ出版/監修:泉正人)が30万部を超えるベストセラーに。4歳男児&2歳女児の子育てに奔走する生活を、ツイッターやブログで垂れ 流し中。

website:http://umeyon.net
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