出産予定日の3日後の早朝におしるしがあり、その日からなんとなく痛いかなと感じる痛みが…その日の夕方には定期的に陣痛がくるようになり、夜には10分おきくらいに痛みが。寝れずに痛みに耐え、早朝には5分おきの陣痛。
病院に電話をし、入院準備を持ち病院に行き診察してもらいました。その結果、子宮口が全然開いていない!と言われ一度家に帰ったのですが、陣痛の間隔が狭くなってきて痛みも強くなってきて涙が…
もう一度病院に電話をし病院へ。
お昼に子宮口が5センチ開いていたので、そのまま入院。
看護婦さんに今日の夕方には生まれるかなと言われて、夕方まで頑張ろうと陣痛に耐えていました。しかし、それ以降なかなか子宮口が開かず…赤ちゃんは下に下がってきているのに…陣痛が2分おき、1分おきとやってきてるのに、まだまだと言われ続けて夕方…結局まだ子宮口が5センチのままなので、子宮口を開きやすくする注射を打ってもらい、陣痛に耐えました。しかしその後もなかなか開かず…
深夜になってもまだまだと言われ、モニターをつけながら陣痛に耐えていたのですが、だんだん陣痛が弱くなってきて、母子ともに体力の限界が…旦那さんも早朝からずっと背中をさすってくれていたので、指紋がなくなるほどに手がツルツルになっていました。睡眠も取れず体力も続かない。しかし子宮口が開かないし、陣痛も弱くなっていると次の日の朝方、最終手段で無痛分娩に切り替え、体力を少し回復させて、促進剤を点滴してからの分娩室に移動と言う結果に…
赤ちゃんは無事なのかすごく心配で、痛みと不安でずっと泣いていました。
夕方にやっと分娩室に移動し、麻酔が切れかかった頃に吸引で3248グラムの男の子を出産しまし。
分娩時間36時間を家族3人で乗り越えられたんだと、赤ちゃんを見た瞬間に涙が止まりませんでした。
旦那さん、赤ちゃんに本当に感謝です。
生まれてからの赤ちゃんはあまり手がかからず、おりこうさんにスクスク育っています。
著者:きなこ
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