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応援してくれる人がいること

産後、おっぱいは張るのに乳腺が開通せず、全く出ませんでした。

ミルクでも母乳でも子供が育てばいい。

出産前はそう思っていましたが、おっぱいが作られているのに飲ませてあげられない。そのことが悲しくて悔しくて、なんとか母乳育児をしたいと思いました。

 

けれど私の産院は混合育児推奨でどんどんミルクを足すよう指示され、哺乳瓶の楽さに慣れた娘は吸っても殆ど出ないおっぱいを拒否。

祖母には「おっぱいが出ていないから泣くのよ」と言われて心身ともにズタボロでした。

 

見かねた母や主人に「ミルクだけにしてもいいんじゃない」と言われたものの、張るけど出ないおっぱいを前に、踏ん切りがつかず…。

そんな中、ストレスの極みだったのか産後12日目にしてあんなにガチガチだったおっぱいがしぼんでしまいました。

藁にもすがる思いで保健センターに電話をし、個人で母乳相談を行っている助産師さんを紹介していただきました。

 

その助産師さんは優しそうなご高齢の女性。産後からの流れを話して実際におっぱいを見てもらうと、とても優しい声で、「あなた十分完母を目指せるおっぱいをしてるわよ、大丈夫よ。娘ちゃんはあなたのおっぱいを嫌ってなんかいないからね。赤ちゃんは皆ママのおっぱいが大好きなんだから。まだ授乳に慣れていないあなたに“ママ、ちゃんとおっぱい飲ませてね”って言ってるのよ。二人で頑張って」と言ってくれました。

 

…思わず涙が出ました。

そのとき気づいたけれど、私は誰かに応援してほしかったんだと思います。

 

祖母の正直すぎる言葉、二人三脚で頑張りたい娘の拒否。

そして私を気遣ってくれている母や主人からのミルク育児の勧めも、母乳育児を頑張りたい私にとっては諦めろと言われているように感じてしまっていました。

産後、初めて気持ちを認めてもらえて、純粋に応援してもらえて、とてもとても嬉しくて励みになりました。

その後、昼も夜もない頻回授乳を行い、生後3ヶ月に入ると母乳のみになることが出来ました。

 

出ているかどうか、見た目では分からない母乳育児。ママは不安でいっぱいだから、応援してくれる人がいることはとても強みになると思いました。

著者:ほのみママ

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