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ネグレクトの母、DVの父を持つわたし

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「幸せな家庭が想像できない」

「自分も子供に辛くあたるかもしれない」

複雑な家庭で育った中にはこんな不安から、子作りを躊躇ったりしている方はいませんか?

 

わたし自身、産後すぐにネグレクトになった母親と、教育的指導という名の下に毎日浴びせるほどの暴力を振るってきた父親を持ち、二年ほど前までは子供が欲しいとも思いませんでした。

 

でも、結論からいうとどんな家庭になるかは過去の生活環境は関係なくて《自分自身で築くもの》だと分かりました。

 

はじめは、年も35歳と(妊娠するには)高年になってしまったし、主人とそういう行為をしたいとも思わなくなって3年ほどが経っていたので、このままうやむやにならないかと考えていました。

 

けれど、主人が長男ということもあって、親戚からまだできないのかと催促され続けるのがしんどかったのと、産むなら早く産まないと出産のリスクがどんどんあがるときいて焦りだしました。

 

そんなとき、友達が妊娠したと聞いて、このタイミングで出産すれば育児への不安も一緒に相談しあえるんじゃないか…と安直な考えで妊活に励みました。

 

ただ子作りのためだけの行為はお互いにとてもしんどかったのですが、ものの3ヶ月後に病院で「妊娠してます」と言われたときは、思わずヤッター!!と大きな声をあげていました。このときのことは自分でもいまだに信じられません。

 

そしてその直後から、お腹に生命が宿ったということだけでとても心が穏やかになりました。

 

ネットや本や友達の体験談などを聞きながら、元気な赤ちゃんを産むために良いとされることを色々やってみました。

高年出産になるので、もちろんダメだと言われるカフェインの摂取もやめて、主人も家以外でタバコを吸ってもらって、とにかく大事に大事に育てました。

 

そんな毎日を過ごすうちに、いつの間にか出産への不安が、早くこの子とこの景色を見たい、こんなことを話したいという期待に変わってきました。

 

そこで気が付いたのです。

 

これまでは、育った家庭環境が悪いからと何かあったときの逃げ口実にしていたけれど、そんなものは赤ちゃんには全く関係なくて、自分がした思いをしないように愛情をひたすら注いであげればいいのだと。

 

現在は、娘も7ヶ月目になり想像していた以上に毎日苦労しています。けれど、たまににこっと笑ってくれるだけで身体中の疲れが抜けて幸せな気持ちになるのです。

現実から逃げていては得ることができなかった幸せを、毎日噛み締めて今日も「大好きよ」と言ってあげています。

著者:あかね

現在7ヶ月の娘を持つ母親です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。