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緊急帝王切開手術

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結婚して1年。子供ができないので婦人科へ相談へ行くものの、基礎体温表をつけてタイミング法をとるように言われただけでした。

子供ができないまま1年が過ぎ、やっと不妊治療をお願いするも予約が半年先。

 

でも、幸い不妊治療を始めてから2ヶ月で妊娠。

妊娠中は、順調で、予定日の3日前の夜中にお腹が痛み出し、初めての出産で病院も遠かったので病院へ電話をして一度診てもらいました。

陣痛も弱く治ってしまったので翌朝、一旦自宅へ帰る事に。

そしてお昼にまた痛み出し、お昼ごはんにおにぎりを食べて、3時頃に再び病院へ行き診てもらったら、子宮口は2センチ程。

まだまだだと言われながらも、赤ちゃんの心音が時々下がるのが心配で、もしかしたら帝王切開手術になる可能性があるので、メイクを急いで落とすように言われました。

 

初めてのお産で、私は出産後に写真を撮ろうと、朝からメイクをしたまま病院へ行ってしまい、陣痛で苦しい中、メイクを落とすことに。

そして陣痛も更に痛みを増して行き、何とかベッドの上で座れたものの、夕食は一口しか食べることができず、水分を摂りながら痛みと闘うばかり。

時々、看護師さんが背中をさすって励ましてくれるものの、直ぐに行ってしまい、痛みをどうしていいのか分からないまま、分娩室へも行けず、陣痛室で眠ることもできず、痛すぎてベッドのパイプを握りしめながら、うめき声を上げて一晩中、痛みを耐えました。

旦那さんは一度家に帰ると言っていたはずが、朝まで居たので、どうしてなんだろうと思いながらも、痛すぎて会話もできず…。

 

そのまま朝を迎え、うめき声を上げていた私も憔悴しきって、声も出せず、水分もほとんど摂れず、結局、39週6日目の朝、緊急帝王切開手術で出産する事が決まりました。

手術1時間前から、水分を摂るのも禁止!

手術が決まって、ホッとするものの、まだ後1時間もこの激痛を我慢しなきゃいけないのかとゲッソリ…。

 

手術室に入り麻酔を打つ直前まで陣痛の間隔も短く、激痛の中で麻酔を打ってもらい、次第に痛みから解放されてながら、やっと赤ちゃんに逢えるというワクワクが湧いてきました。

通常の分娩へも立ち会わないと言っていた旦那さんが看護師さんの熱意に押され立ち会う事になり、後で聞いた話によると、手術の途中から手術室に入る為、切り開いたお腹やらエグい物を見てしまい、血を見るのも苦手な旦那さんは、その日の晩、何も食べられない状態だったそう。

でも、無事に元気な産声を上げて産まれてきてくれた瞬間、私も感動し涙。

赤ちゃんは、2808gでした。

 

処置を施され、私は抱っこできないので、私の顔の横に座って立ち会ってくれた旦那さんが抱っこし、旦那さん号泣。

それから赤ちゃんは保育器に入り、旦那さんも赤ちゃんも退室し、切り開いた子宮を縫われ、お腹はホッチキスの様なので閉じられました。

手術は無事終わり、病室へベッドに寝たまま運ばれてからは、手術前からされていた両腕点滴、指先には、酸素濃度を測るクリップ、尿管など体じゅう管だらけのストレス。

寝返りも打てずで1日過ごし、その日の晩は初めての手術で興奮してか、鼻に酸素をつけられていても上手く呼吸ができない感じで、息苦しくて、疲れ切っていて寝たいのになかなか眠れず、何回もナースコールをしてしまいました。

看護師さんから、『初めての手術だと興奮してなかなか眠れないと思うけど、目を閉じていれば眠れると思う』と励ましてもらい、なんとか就寝。

 

翌朝、ベッドに、うがいセットを持ってきてもらって、看護師さんがうがいをされてくれた時、陣痛の時から、喉や唇もカラカラな私は、この水を飲んでやろうかと思う程だったけど我慢。

手術が終わったら水分をゴクゴク飲みたいと思っていたのに、その日のお昼からやっと、水分を摂ってもオッケーになって、やっと水分を口にした時は、それほど飲む事ができず、一口、二口で満足しました。

 

産まれた赤ちゃんは、手術の時に一目見たきり、ベッドの顔の横に写真を貼ってもらったのを眺める事しかできないまま。

お昼過ぎに看護師さんがついて、やっと起き上がり点滴を引き、赤ちゃんのいる場所までリハビリでゆっくりと歩いていき、赤ちゃんをやっと初めて抱かせてもらいました。

しかし痛み止めの薬が合わず、ふらふらして気持ち悪く、もういいですと、病室へ戻り、意識がもうろうしてベッドでその日の日中はほとんど眠ってしまいました。

その晩は全く眠れず、赤ちゃんが産まれた喜びを思い出したり、帝王切開になってしまったのは、自分の頑張りが足りなかったからなのか考えてしまい、普通のお産も経験してみたかったりと悔やんだりして、涙。

 

でも、翌日のお昼からは、点滴も取れ、授乳指導も始まり、我が子をお世話することで忙しく、心も体も癒され、快復し、みるみる元気になりました。

陣痛の日は、私の誕生日。

翌日が娘の誕生日となり、人生の中で印象深い年になりました。

 

あれから2年経った今年5月24日、今度は、また何があるか分からないので、予定の帝王切開にて、2人目を出産。

予定での帝王切開は、38週過ぎに手術を予定するそうですが、日にちは、ほぼ先生の都合で決められ、38週3日目に手術となり、今回は、予定で手術が決まっている為に、事前にレントゲンや大量の採血があったり、手術の説明を聞いたりそれなりに大変でした。

 

今回は、旦那さんは立ち合わず、病院からお願いされた研修で来ていた若い男の学生さんが立ち合いました。

陣痛も無く体力があるうちの手術だったので、前回より楽かなあと思ったけど、手術前には緊張し、陣痛が無い分か余計に痛みを感じる様な…。

麻酔がなかなか効かないまま、切っている最中も何となく痛く感じ、モルヒネを足されたら、今度は効き過ぎて、心臓辺りの臓器の動きが止まりかかっている様な状態になって息苦しく、1人目の手術とは大違い。

でも、無事に産まれてきてくれた瞬間は、やっぱり感動し涙。3,154gでした。

 

1人目の時には電気メスだったのが、2人目の時は同じ場所を切るのに、皮膚が癒着してぶ厚くなっている為なのか焼きメスで焦げ臭く、お腹を閉じるのも、前回は緊急だったからかホッチキスの様なので閉じられたけど、今回は縫われて手術時間もかかりました。

前回は輸血無しだったけれど、今回は出血多量で輸血有り。術後も出血が多く、切って縫ったばかりの痛いお腹をグッと押されながら、膣にガーゼをつめては、引き抜き出血した血を取り除く激痛の作業を1時間置きに、翌朝まで施されました。

 

手術翌日は、丸一日寝返りも打てず寝たきり、翌日お昼過ぎに起き上がってみたら、ずっと痛みをこらえるのに力を入れていて寝ていたせいか、胸の辺りの筋肉が硬直して激痛。

産前からあったギックリ腰の痛みもあったからか、術後3日も歩けず。

でも、日に日に良くなりました。

3人目を考えていた私は、術後に「とてもじゃないけど無理!」と思ったけど、赤ちゃんの可愛さに癒され、痛みを忘れると、子供が3人欲しいという夢を叶えたいと思える様になりました。

 

費用は、高額医療費適応や個人で加入していた保険も下り、総合病院だったからか?出産一時金もプラスで返ってくるほどで、全く心配無く出産できました。

可愛い大切な子供達に囲まれ、毎日が本当に幸せです。

著者:ミキャ

  1. 1人目、32歳誕生日翌日、女の子を出産。2人目、34歳で男の子を出産。

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