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お元気妊婦だったのに突然の破水! 促進剤を打たれながらスマホ片手に仕事の連絡

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つわりも軽くお腹の子の体重もごく標準。私の体重増加もまずまずで、健診ではいつも「問題なし」だった私。

元気なのをよい事に、退職する予定だった職場では引き継ぎのため毎日残業し、休日は趣味のウォーキングを楽しんでいました。

 

妊娠後期に入り疲れやすくなったり、少しお腹の張る感じはあったものの34週まで働くことにしていたので「あと、もう少し!」と日々頑張っていました。

そして明日が退職日という夜。やることは挨拶回りのみになり安心して眠りについたのですが…。

 

夜中3時に身体がカーッと火照る感覚を受けて目が覚めました。

寝返りを打った瞬間、何かが流れる感じがして、「イヤだ。尿漏れかな~」と起きあがったのですが、自分の意思とは関係なくポタポタ流れ、ティッシュで拭き取るとうっすらピンク色をしていました。

 

すぐ夫を起こし病院へ連絡。調べてもらった結果、破水しているとのこと。

多分そう経たないうちに出産になると思われるが、その病院にはNICUがないので受け入れ先の病院を探すということになりました。

 

急転直下の展開に気は動転しており、退職するため切れてしまう健康保険のこと、退職に関する書類や返すものや荷物、何よりお腹の子の事で頭の中はグルグル回っていました。

そして名前も知らない病院に転送が決まり、救急車に乗りました。時間は朝6時、破水してから3時間が経過していました。

 

転送先の病院で色々な検査を済ませ、自然な陣痛を待っていましたが。その間破水はどんどん進み、羊水が少なくなって赤ちゃんの臍帯を圧迫しているため、促進剤で出産を促すことになりました。

昼頃から促進剤の点滴を打ち始めたのですが、点滴が入っていない片手にスマホを持ち、会社関係の方々に電話やメールで報告や挨拶を済ませていました。もう何が何だかという忙しさでした。

 

そして昼下がり、促進剤が効いて子宮口は3センチ開き、なくなった羊水の代わりに生理食塩水を入れることになったようですが、注入するのは研修医の先生(どうやら初めての経験っぽい…)、その指導医の先生、助産師さんと看護士さんが2人ずつとかなり豪華な面々が揃いました。

この生理食塩水の注入が出てくる時の陣痛より辛かったです。陣痛陣痛の間のほっとする時間に注入を行うので陣痛痛い→注入が苦痛→陣痛痛いのループで本当に大変でした。

 

何とか注入が終わり、夕方から本陣痛が訪れました。

NICUの先生や看護士さんも到着し、知らぬ間に私の分娩台の周囲には10人位が出産を待ち構える状態に。

赤ちゃんの体重は2000グラムあるかないかなので頭が小さいから楽に産めると言われていましたが、尾てい骨を漬け物石で削られるような衝撃がありました。

頭が見えてから普通は陣痛で押し出すのだと思いますが、早産児ですので赤ちゃんに負担がかからないよう最後は吸引して出してくれました。

最初、産声は聞こえませんでしたが、NICUの先生と看護士さんが必死にさすってくれ泣いてくれました。

 

私はその後病院に1週間入院。NICUに入った我が子は50日入院し、本来の予定日を過ぎ退院になりました。

退院後は母乳が上手く飲めなかったり、腹筋が弱くウンチが出にくかったり。

体重も小さく色々大変でしたが現在生後9ヶ月、男の子らしく元気に育ってくれています。

 

妊娠中いくら元気でも過信しちゃいけないし、職場などではついつい不調を伝えづらいと思いますが、是非遠慮せず伝えるべきだと感じました。

もしかしたら子供は、お腹の中でずっと前からしんどかったのかもしれません。

仕事が落ち着く退職日まで待って出てきてくれたのかな~と思うと、今でも無理してしまった後悔は消えないです。

 

とにかく子供の誕生日(会社の退職日)は、私の人生で忘れられないくらい気が動転し、忙しい1日になりました。

著者:たぬき

34週生まれ、出生体重1958グラムの男の子のママです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。