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和やかに世間話をしていたおばあさんが突然豹変!? ボロ泣きせずにいられなかった話

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私が子育て7年間で一番ビックリ、かつ大泣きした話をします。

あれは上の子が2歳、下の子が0歳と、子育てが一番大変だった時期のことです。

季節は冬、木枯らしが吹く1月の一番寒い頃でした。

私と子ども2人は、いつも通り地域の子育て支援センターに向かっていました。

ずっと家の中にいると上の子が退屈してぐずるので外出したいのですが、かといって吹きさらしの公園に0歳の子を連れて行くことはできませんでした。

そんな中、室内で暖かく、おもちゃのいっぱいある子育て支援センターは私たち親子にとって救いの場でした。

 

支援センターまでの通路を歩いていると、1人のおばあさんが向こうからやって来ました。

おばあさんは「まあ、可愛いね!何歳?」と笑顔で話しかけてきました。

私もつられて笑顔で「2歳と0歳です」と答えました。お互いニコニコの和やかムードの中、私は「これから、そこの子育て支援センターに子どもを遊ばせに行くんです。」と続けました。

しかし、次におばあさんが発した言葉は、思わず耳を疑うものでした。

 

「こんな寒い時に人がいっぱいいる所に連れて行くなんて、インフルエンザうつされるぞ!まったく非常識な!」

 

おばあさんはすれ違いざまにそんな言葉を吐き捨てて、足早に立ち去ってしまいました。

 

私はいきなり荒い口調で罵倒されたショックで、言われた意味がすぐには理解できませんでした。

え?非常識?

私が?

子どもを遊ばせるために、子育て支援センターに出かけることが、非常識?

私だって子どもがぐずりさえしなければ、家から一歩も出ずにゆっくりしてたいんだけど…?

あれ?私って、母親失格なの?

「?」が頭の中をグルグル回り、私は顔面がフリーズしてしまいました。

とりあえず誰かに今起こった事を聞いてもらいたくなり、子育て支援センターのドアを開けました。

そしてプレイルームにいた職員の方に、おばあさんのことを話しました。

 

「冬は、小さい子は家から一歩も出ずに家にこもっていなきゃいけないんですか?子育て支援センターに出かけるのも、非常識なんでしょうか?」

 

さっきのおばあさんのキツい口調を思い返しながら話していると、思わず涙がボロボロ出てきて止まらなくなってしまいました。

職員さんは、まずは落ち着いて…と嗚咽する私の背中をさすりながら言いました。

 

「そのおばあさんは自分が子育てしている時に、冬に子どもが病気になって大変だったことがあったのかも知れないね。昔は今みたいに医学も発展していなかったし…」

 

あっ、おばあさんは何か嫌なことを思い出しちゃったのかな?だからあんなキツい口調になったのかな。

 

「ここは空気清浄機があるし、おもちゃは消毒してるし、病気の子は規則で利用できないことになっているから、よその人混みよりは安全だと思うよ。昔と今では本当に子育ての環境が違う。だから気をつけるべきポイントも違う。そのおばあさんは、今の子育ての事情を知らないだけだと思うよ。それは、私たちが昔の子育ての大変さを分からないのと同じことだから、仕方のないこと。あまり気にしないで。」

 

そうか、おばあさんが私の悩みを理解していないのと同じように、私たちもおばあさんの事情を何も知らないんだよな。

そう思うと、私の心も落ち着いてきました。

突然知らない人に怒られて傷ついたけど、多分子どもたちのことを思って言ってくれたのだろう、その気持ちだけを受け取ればいいのだと気持ちを治めることができました。

 

小さな子どもを連れて外出することは、大変だと思われることが多いです。

もちろん大変なことも多いのですが、うちのように外出すると大人しくなるタイプの子もいます。また、ずっと家の中に引きこもっていることがママにとって本当によいことだとは、私も思っていません。

そんな中、地域の子育て支援センターの存在はとてもありがたいものでした。

しかし、こんなことがあってから、子どもを遊ばせてくれるだけでなく、私自身の心の拠り所として、ますます心強く思ったのでした。

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著者:ののか

年齢:36歳
子どもの年齢:7歳息子と5歳娘

地方在住の主婦。毎日一度は子どもを笑わせること!を日課にママ業がんばってます。趣味はツイッターの大喜利。TVでのフィギュアスケート観戦にはまっています。我が子にもフィギュアスケート習わせたいけど、無理かな…??

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