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つわりがキツくて上の子の面倒がみられない!食事の支度は拷問のよう

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つわりの程度には個人差がありますが、私の場合はかなりひどく、入院するほどではないものの「飲めない」「食べられない」「起き上がれない」状態が数ヶ月続きました。

当時、私が唯一口にできたのがハヤシライス。なぜハヤシライスだったのかはよく分かりませんが、とにかく他の食べ物は一切受け付けないので、鍋で温めるタイプのレトルト食品をまとめ買いしてそればかり食べていました。
しかし、食べる時には問題ないものの、食後しばらくたつと結局全部吐いてしまうのです。

 

ずっと船酔いのような状態だったので「お腹がすいてつらい」ということはありませんでしたが、食べ物がもったいないという気持ちや、食事も満足にできないという情けなさで頭の中がいっぱいになり、自己嫌悪に陥る日々。まだ幼い娘が心配そうにしている姿にも、申し訳ないと感じていました。

つわりを経験したことのある人ならよく分かると思いますが、この時期の食事の支度は拷問です。

ごはんが炊けるにおいにウッとなるのは毎度のことで、できるだけ多めに炊いてはせっせと冷凍してしのいでいましたが、問題はおかず作り。調味料や食材を目にするだけでも気分が悪くて倒れそうなのに、夫と娘のために毎日違う内容の食事を用意しなければなりません。

 

パートが早く終わった日には実家の母が手伝いに来てくれたし、夫もできる限り協力してくれたのですが、2人とも忙しい身なので頼るのにも限界がありました。しかも、夫は冷凍食品やインスタント、作り置きのおかずが大嫌い!凝ったものは作れないので本当に簡単なものしか出していませんでしたが、さすがにちょっときつかったですね。「冷凍食品をチンしただけでいいよ!」と言ってくれる夫なら、宅配の半調理品が使えたのに……。付き合っていた頃はそこに魅力を感じていたのに、全く勝手なものです。

 

その頃の娘は、ちょうどイヤイヤ期に差しかかっていました。

さすがに食事をつかんで床に投げる、という時期は脱していましたが、なんといってもまだ2歳。毎日寝てばかりの母親の気を引きたいという思いもあったのでしょう。

何を出しても「イヤ!」と言って皿を押し返すし「虫歯になるといけないからお茶を飲もう」と言っても断固拒否。ぶりぶりと威張って「オレンジジュースをちょうだい!」と主張するので、どうしても気持ち悪い時は甘いものも飲ませてしまいました。

数ヶ月後、娘の口の中に虫歯ができてしまったのは私の責任です。

 

つわりが終盤にさしかかると、なぜかスイカが食べたくてたまらなくなりました。普段は1/8にカットしてあるものしか買わないのに、夫にまるごと1個買ってきてもらってわしわしと食いつく日々。お腹が冷えるといけないので1度に食べる量は加減していたものの、甘くて、みずみずしくて、自分でもどうしたのかと思うほどスイカの魅力に憑りつかれてしまったのです。

そもそも、私はあまりスイカが好きではありませんでした。出されればありがたくいただくものの、自分でお金を出して買ってまで食べたいと思ったことなど、それまでの人生で1度もなかったのです。

娘がスイカ好きなので夏はよくスーパーで買っていましたが、付き合いで1切れか2切れ食べるぐらいで、後は全部娘の食後のデザートになっていましたね。

 

そんなこんなでなんとかつわりも終わり、ようやく何でもおいしく食べられる体が戻ってきました。最終的にかなり体重が増えてしまったのですが「食事がおいしいって幸せだなぁ」と思えたあの時期は私の宝物です。

著者:A・Y
年齢:40歳
子どもの年齢:4歳と2歳

岐阜県在住の主婦ライター。2人の子供がおり子育てに奮闘しています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。