それは…出産方法。
帝王切開で出産した経産婦が二人目以降の出産で経膣分娩(自然分娩)をする事をVBACと言います。
一般的に、一度帝王切開をすると次の出産も帝王切開をするというのが主流です。
私は長男を逆子により帝王切開で出産したので、二度目の出産も帝王切開をする事になっていました。
しかし、私には長男出産時の出来事が強いトラウマになっていたのでした。
つまるところ、全部怖い!という事なのですが、
もちろんこれらの痛みは全ての帝王切開経験者が体験することで(心霊現象以外)そんなの我慢しなさい!で終わる話なのです。
でも、何か手段があるならば開腹は避けたい…と思ったのでした。
陣痛が爆発的に大変だというのも聞いているけど、切るより自然に産んでみたい…漠然とした思いからでしたが、VBACの事を知って以来、何かと検索する日々が続いたのでした。
(上記のメリット・デメリットは私が特に気になったポイントであり
これが全てではありません。正確な情報を求めている方は担当医とご相談ください)
インターネットで調べていると、沢山の経験談や意見を目にしました。
VBACは正に賛否両論です。
特に成功例よりも失敗したケースの方が印象が強く、否定的な意見が目に留まります。そしてどの意見にも頷けたのです。
たくさんの情報を拾い集め、どれくらいの確率で何が起こるか、その1%をどう捉えるか、長い時間をかけて悩みました。
そして私が辿り着いたのは
挑戦してみた上で無理だとわかれば、いくらでも切ってくれてかまわない。
VBACを選択したからと言って「母親失格」だなんてことは無いと思うのです。
「自然に陣痛を待って、産んでみたい」と望むことは自然な感情だと思うので、そこに罪悪感を持つのは違うかな、と思いました。
母子の安全に関しては、信頼できる良い病院が見つかったら検討しようと思いました。
そこからVBAC挑戦に向けて、また準備が始まります。
>>>次回のエピソード:胎児の状態、家族の了承、病院探し、子宮の厚み…。VBAC挑戦には難問が山積み!?
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆむい
年齢:28歳
子どもの年齢:4歳・2歳
イラストレーター。やんちゃ盛りの兄弟の様子をほのぼの漫画で描いています。
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