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私だけ一人ぼっち? 2世帯住宅で産後初めて感じる疎外感。そんな私を優しく包み込むのは…

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初めての出産を終え、
住んでいる2世帯住宅へ戻りました。

そこで想像もしていなかった、
辛い状況に陥ることに・・・。

 

私は夫の両親、夫の妹と同居をしています。
赤ちゃんを連れて帰ると夫の家族は大盛り上がり。
なんと言っても初孫です。
早速、義母が「赤ちゃん、見ててあげるから体を休ませたらいいよ」
と言ってきます。
決して悪い言葉ではありません。
むしろ、私を気遣ってくれています。

義母の気持ちはありがたいのですが、
なぜか複雑な気持ちになりました。
なぜでしょうか?自分に問いかけても答えは見つかりません。

 

赤ちゃんが私の元からいなくなり、
隣の部屋では「いないいない、ばあ~!」
楽しく盛り上がる夫の家族たち。

ふと感じたのです。
当たり前のことですが、
私以外はみんな血のつながった家族だということを。
私だけ赤の他人だ・・・。

その瞬間から一気に「疎外感」を感じ、体を休める気にもなりません。
賑やかな声が聞こえるたび、手で耳を覆ってしまいます。

 

いつの間にか、2世帯で過ごす毎日が苦痛になっていったのです。
義母に赤ちゃんが連れて行かれるたびに涙があふれてきます。
私は情緒不安定になり、肌は荒れ、口角炎もできるほどに…。

そんなある日、突然私の母のことが恋しくなりました。
義母たちは「どこへ行くのかな?」と思っていたでしょう。
そんな目が気になりながらも赤ちゃんを連れて実家へ。

 

母の顔を見たとたんに緊張がほぐれ涙があふれてきました。
「一人ぼっちにされている感じがする、義母の言うことやすることに腹が立つ」
私は正直に気持ちを吐き出します。

母は私が言うことに決して反論することなく優しく耳を傾けてくれました。
ずっと胸につっかえていたものがほどけ、気持ちがスっと楽に。

「そういった気持ちはみんな経験するものよ」そう言って母は料理を始めます。
身も心もズタズタになった私に
体が温まるカボチャのスープや炊き込みごはん。

優しさがいっぱい詰まった料理を私に食べさせてくれたのです。
母の温かさを感じ、目に涙を浮かべながら食べました。
いつもより何倍も美味しいごはんでした。

 

いくつになっても母は「私のお母さん」なんだ。
私は一人じゃない。
そう奮い立たせ、住む2世帯住宅へ戻りました。

 

幸い、実家まで車で30分ほどの距離。
それからたびたび実家へ帰りました。

2世帯で住むことにストレスを感じていた私にとって、
実家は最良の居場所だったのです。

 

今思うと、産後特有の「マタニティブルー」を経験したと感じています。

産後は人との関わり方にも敏感になります。
辛い思いをしたのは、私だけではない。
みんな大変な時期を乗り切り、強い母親になっているのでしょう。

著者:イルカ
年齢:30代
子どもの年齢:5歳・2歳

手のかかる5歳の息子に比べて手がかからない2歳の娘。きょうだいで、こんなに個性が違うものなのかと感じながら日々育児奮闘中です。

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