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普通にしているだけでHPがどんどん減っていく…!受難続きの「にんしんステータス」 byネジ子

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「妊娠は病気ではない」という言葉を耳にすることがありますが、私の妊娠中は「"妊娠中"という特殊な状態でなければ、こんな症状完全に病気だよ!」と思う事態の連続でした。

 

異常に鋭敏になった嗅覚は、つわりの終焉と共に平常運転に戻りましたが、安定期に入ると2~3週間にわたり頭痛が続いたり(検診で相談したら、そういう更年期みたいな症状出る人よくいるんですよ、と言われた)、免疫力が落ちているのかひどい風邪をひいたり、これも免疫力低下のあらわれかカンジダになったりと、受難は続きました。

 

赤い字で「にんしん」って書いてあるに違いない…

病気でないにしろ、妊娠中というのは、ロールプレイングゲームで言えば「ステータス異常」の状態だと思います。いま自分のステータスを閲覧することができるとしたら、赤い字で「にんしん」て書いてあるんだろうな……と思いました。具合が悪くなくてもなんだかいつも眠いし、トイレも近いし、寝起きには必ず足がつるし、いくら病気ではないとはいえ尋常ならざる状態です。

それでも妊娠6~7ヶ月の頃は「ステータス異常だけど日常生活に支障なし」という感じで、妊婦期間の中では最も活動的に過ごしており、温泉旅行に行ったりライブハウスに行ったりと、余暇活動を楽しむ余裕もありました。しかし、8ヶ月に入ると、日常生活、つまり朝起きて電車に乗って出勤し仕事して帰ってくる、ということと、妊娠の両立に不安を感じるようになりました。

何と言っても腹が重い。食べ過ぎてお腹が苦しい、という状態が四六時中続いてしかも重量がどんどん増してくる、しかもその中身がときどき動く。腹を支える腰も痛く、電車に乗ったら一駅でもいいから座りたい。そして急激に腹が大きくなるせいか腹の表面が突っ張ってパンパンだし、下腹の方はひきつれるように痛い。

 

普通にしているだけでHPのゲージが減っていく...。

仕事はデスクワークですが、プリンターに出力された書類を取りにいくのに立ち上がるのさえしんどい。座っているだけでも苦しくて、横になると楽なので、昼休みとかどこかで横になれたらいいのに…と切望しました。なにしろステータスが「にんしん」であり、普通にしているだけでHPのゲージが勝手に減っていってしまうため、こまめに回復をしないと動けなくなってしまうのです。

ちなみに、出産後、私の勤務先にはベッドのある救護室が設置されました。あれが妊娠中にあったらすごく助かっただろうに…。

 

イエローカードに頼りたかったけどその範囲に届かず

ところで、働く妊婦を保護するために「母性健康管理指導事項連絡カード」というものがあることをご存知ですか? 母体や胎児に一定の該当する症状がある場合は医師がこの連絡カードに記入し、妊婦が勤務先に提示すると、事業主は時差通勤や勤務時間短縮などの措置を講じなければならない、ということが男女雇用機会均等法に規定されているのです。いわば、働く妊婦さんにとってのイエローカード。体調不良になった場合、妊婦は必ずしも無理して通常勤務を続けなければならないわけではないのです。

しかし、私の場合、幸いなことに胎児の成長は順調で、切迫流産や切迫早産等、雇用主が何らかの措置を講じなければならないような症状は一切なく、単に「腹が重くてめっちゃつらい」というだけだったので、この連絡カードを使用することはなく、産休前の一ヶ月間は週の真ん中あたりに有休や半休を取得して、休み休み仕事を続けるような状態でした。仕事はいつでも忙しかったけど、休みます!と言えば休みがとれる会社だったのでよかったです。

 

あの産休前の一ヶ月は、電車の中で席を譲ってもらったりすると本当にありがたかったので、今では電車で座れると周りに妊婦がいないかと女性のお腹をすごい見るようになってしまいました、”座らなくても別に大丈夫”、”病気でもないのに席を譲ってもらうのは申し訳ない”という妊婦もいると思いますが、ステータスが「にんしん」なのですから、席を譲ってもらえる機会があれば、好意に甘えて座るようにしたほうがいいと思います。

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著者:ネジ子
年齢:34歳
子どもの年齢:4歳

共働きで子育て中のお母さんOLです。「カリントボンボン」というブログを書いています

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