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新しい家族がくれた絆。ワーキングマザーが上の子達と過ごした産前産後の貴重な時間

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3人目の子どもを妊娠した当時、わたしは2人の子どもを育てているワーキングマザーでした。

「いずれ3人目も…」と、夫と話してはいたものの、仕事の異動やそれに伴う引っ越しなどでタイミングを逸し、気づけば夫もわたしも30代半ば。

20代で産んだ上の子たちは、長男が11歳、長女が9歳になっていました。

 

新卒で入った会社は産休の制度が整っていたので、上の子たちを産んだ後も復職し、時短制度を利用して働いていました。

しかしその当時は、時短にも関わらず、残業で退社時刻は20時。

帰宅すると、小学生の兄妹は夕食とお風呂を済ませ寝ている…という状態。

平日は朝の支度の間しか顔を合わせないという生活になっていたのです。

 

もともとおしゃべりなタイプではない我が家の子どもたち。

学校でのできごとを聞く時間もとれず、ただでさえ思春期が近づいて子どもとの距離感が変わってくる中で、危機感を感じたわたしはこう思いました。

『産むなら今しかない!』。

産休制度を利用して、上の子たちとの会話の時間を作ろう、と考えたのです。

 

幸いにしてすぐに赤ちゃんを授かることができ、妊娠3ヶ月に入ったころ、人の形で写るようになったエコー写真を上の子たちに見せました。

すると…やはり女子の感は鋭いのか、長女はすぐに「あっ!もしかして!」と。

長男も驚いていましたが、2人とも大喜びしてくれました。

 

妊娠中も、産前8週のまさに前日まで20時半まで残業する毎日を過ごし、やっと念願の産前休暇に入りました。

『希薄になった親子の会話を取り戻したい』と期待するわたし。

…けれど、ずっと会話のない状態から、急に親が「話そう、話そう」と言っても、なかなか上手くいかないものですね。

最初の3ヶ月ほどは、話せばお互いイライラしてしまい、まともな会話になりませんでした。

結局、子どもたちが夜寝る前に、わたしがそれぞれの部屋に行き、話したいことがあれば聞く、なければ本を読むというスタイルにして、ようやく定着しました。

 

話ができるようになってみると、気がついたことがたくさんありました。

長男が普段の生活では口数が少ないように見えて、意外と話したがり屋だったことや、長女はクールなようで、実は些細なことを気にして引きずってしまうことがあるということ。

わたしの知らないところで、驚くほど成長している部分もあるし、まだまだこれからのこともある。

とくに長男については、小学6年生、来年からは中学生というこのタイミングで時間をつくることができて、本当によかったと思っています。

 

赤ちゃんと上の2人の関係は、今のところとても良好です。

産まれてすぐに会いにきたとき、長男はおっかなびっくり、長女はすぐに上手に抱っこしてくれました。

退院後も長男は積極的に(夫以上に!)家事を率先してやってくれ、長女はまるで小さなお母さん。赤ちゃんが7ヶ月になった今では、「ママ!離乳食ちゃんとフーフーした?」といいながら自分で食べさせてあげてくれます。

 

「子はかすがい」という言葉は、夫婦のことを言っているのだと思いますが、我が家においては新しくやってきた赤ちゃんが、兄姉と母との間をつなぐ時間をくれました。

産休が明けてからはまた忙しい日々が待っていますが、親子の対話の大事さが身にしみています。家族との時間を大切に過ごしていきたいと思います。

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著者:みずほ

年齢:37歳
子どもの年齢:長男12歳、長女10歳、次女0歳

25歳で湘南の農家に嫁いだものの、夫とともに転勤となり今は都内のワーキングマザー。上の子2人のときは支援センターなどで最若手でした。今回はいつの間にか進化した育児グッズに驚きつつ、育児を楽しんでいます

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