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想像以上の陣痛と嘔吐で意識朦朧。でも全てが吹き飛ぶくらいの喜びが待っていました

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初めての妊娠。
辛かったつわりもやっと治まり、だんだん大きくなっていくお腹。
そして初めての胎動に感動し、ぐにぐにとお腹の中で元気いっぱいに動く我が子に愛おしさも芽生え、沢山の初めてと沢山の幸せを感じることが出来た妊婦生活でした。
ついに臨月に入り、赤ちゃんにもうすぐ会える嬉しさでいっぱいだった私。
それまではただただ早く会いたいなぁなんて思っていたのです。
それは予定日一週間前でした。


その日は午前5時半くらいだったでしょうか。いつもより早く目が覚めてしまい、起きると同時にトイレへ行くと、パンツを下すと血を薄めたような色のおりものらしきものが少し付いていました。出産について色々と本やネットで調べ、日々勉強していたので、すぐにおしるしだと察しました。

しかし、おしるしを目の当たりにし、一気に未知の出産への恐怖が襲ってきました。
陣痛は物凄く痛いって言うし、その陣痛はいつ来るんだろう・・・。
鼻からスイカが出るくらいの痛さだとか、男性に陣痛と同じ痛みをあたえたらショック死するくらいの痛さだとか、今まで本やネットで調べていた内容が仇になり、出産への恐怖がMAXに・・・。

 

そうこうしているうちに午前8時を過ぎたころ、腰の辺りが重いような、ぐっと押されるような感覚が始まりました。

「まさか陣痛!?」

けれどそんなに痛くもなく、これだったら耐えられるかもしれない!と思い、頭を駆け巡っていた恐怖達も少しおさまり、頑張らねばという気持ちが強くなりました。出産は体力を使うから、今のうちにしっかり食事をとって力をつけておかねば!ということで、色々食べたり飲んだりしたのが後ほど自分を追い込むことになろうとはこの時思いもしなかったわけですが・・・。


どんどん痛みが強くなっていく陣痛に対して、まだまだ子宮口は1cmほどしか開いていないようで、今日中に産まれないかもね~と助産師さん。
「え!?もうだいぶ痛いのに今日中に産まれない!?これをあと12時間以上耐えるの!?」と先が見えない痛みとまだ産まれそうにないという言葉のショックでちょっと心が折れそうになってきたころ、陣痛が来るたびに痛みで吐き気が出てくるようになっていました。


案の定、痛みの強さと比例するように吐き気も強くなり、どうにもこうにも耐えられなくなり、陣痛が始まるたびに嘔吐を繰り返すようになりました。

そうです。陣痛初期に力を蓄えようと調子に乗って食べすぎたため、消化が追い付いていなかったようなのです。せめて消化にいいものを少しづつ食べればよかったと後悔先に立たず状態で、嘔吐と陣痛にただただ耐えるのみ・・・。

 

耐えに耐え、午後9時半を過ぎたころ、嘔吐はすでに落ち着いたのですが、陣痛の痛みが尋常じゃない強さになり、陣痛の間隔もわからないくらいになっていました。
意識も朦朧とし、主人の問いかけにも答えられなくなってきたころ、やっと子宮口が10cm近くに!


分娩台までは主人と看護師さんに支えられ歩いて行ったのですが、半分意識がなかったので、引きずられるように歩いていった記憶がうっすらと残っています。
でも朦朧とした意識の中で、「やっと赤ちゃんに会える!陣痛も終わる!」と、嬉しかったのを覚えています。


いざ分娩台に乗り、助産師さんの掛け声とともにいきむ!
けれど、赤ちゃんは全く出てこない。
初産だったことと、赤ちゃんの頭が少し大きめだったため、なかなか出てこれなかったのです。


結局このままだと出てこれないので、会陰切開をすることに。
午後10時半をまわったところ、陣痛の痛みでいつ麻酔を打たれたかどうかもわからないまま、バツンっと音とともに温かいものがするっと通る感覚が!


すると嘘だったように陣痛の痛みが消え、足元を見たら赤ちゃんの顔が!
赤ちゃんは本当に小さくて、真っ赤で、しわしわで・・・。
さっきまでこの子がこのお腹にいたんだなぁと思うと愛しさも倍増で・・・。
陣痛は本当に壮絶だったのですが、そんなもの吹き飛ぶくらいに嬉しくて、嬉しくて。それまで堪えてきた痛みもあったかも知れませんが、一気にうれし涙があふれました。


我が子を初めて抱いたあの時の感動は今でも色あせることなく鮮明に覚えています。

きっと我が子に会えた時のあの嬉しさがあるからこそ、壮絶な出産を耐えられるのであって、また2人目や3人目が欲しいなって思えるのかもしれませんね!

 

著者:るんてい
年齢:27歳
子どもの年齢:3歳

くたびれ母ちゃん。いつまでも若々しくいたいと思っているが、くたびれ感が隠し切れなていないアラサー主婦。

 

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