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「今日もお腹に居てくれてありがとう」 切迫早産で妊娠28週から絶対安静の入院に

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「切迫早産」という言葉を知っていますか?

恥ずかしながら私自身は、この言葉を知ったのは妊娠をしてからでした。

そして、まさか自分がなるとは思いもしませんでした。

 

切迫早産とは、早産になりそうな状態の事を言います。

症状は多々有るようですが、私の場合はほぼ自覚症状はありませんでした。

振り返ってみるとお腹の張りがありましたが、初産婦だった私には当時「張る」という感覚が分かりませんでした。

先生曰く、お腹が硬いとのことです。

「張る」ことにより赤ちゃんが下がってきてしまい、産道が通常より短くなってしまうのです。

ちなみに、妊娠中とはいえ事務職だったので、妊娠前と変わらず残業もしていました。

ふと考えると、周りに迷惑を掛けないように少し無理をし過ぎたのかとも思います。

 

そんな中、切迫早産と診断されたのはいつもと同じ検診時、妊娠26週でした。

先生の指示で突然の自宅安静により、仕事・外出・家事禁止とのことで戸惑いました。

張り止めの内服薬をもらい、仕事をしていた生活からガラッと変わりました。

突然の診断に不安と恐怖で泣きながら帰宅したのを今でもはっきり覚えています。

 

その日から、心配性だった私は先生の指示通り服薬とほぼ寝たきりの毎日を過ごしていました。

しかし、ちょうど2週間後の検診時に症状は悪化し、緊急入院のため大きな病院へ運ばれる事になったのです。

 

不思議と恐怖よりも、病院でいつでも診てもらえる安心感の方が大きかったです。

まだ妊娠28週だった私は、この日から約2ヶ月間の長い入院生活と24時間の点滴が始まりました。

点滴の副作用がとても強く、動悸と手の震え・身体の火照りに悩まされました。

幸い、赤ちゃんはお腹の中で元気に成長していたことが私の励みになりました。

 

慣れない入院生活で夜眠れない日も続き、同じく入院している方のトラブルも聞こえてしまう環境にとてもナーバスになっていました。

毎日不安でいろんな事に敏感になっていたので、お腹の張り・少し量の多いおりものにも、いつか破水してしまうのではないかとビクビクしていました。

そのうちお手洗いまで歩くのもシャワーに入るのも、動く度にお腹はカチカチに硬くなり、怖くて冷や汗をかくようになりました。

 

やがて入院生活にも慣れてくると、仲良しの看護師さんや入院仲間ができて気持ちに余裕が出来るようにもなりました。

入院中の日課には、朝晩の検温、モニター、赤ちゃんの心音確認、エコー、血液検査等が有ります。

長い入院生活の中では小刻みに目標を作り、まずは妊娠30週、次に32週34週・・・
そしていよいよ臨月です。

毎週の検査では良くも悪くもならず、憧れだった臨月になると点滴もようやくはずれ、再び内服へと切り替りました。

 

そしていよいよ正産期です。

37週を迎えられた事に先生・看護師さん・入院仲間と歓喜したことは忘れられません。

そして今無事に産まれてきてくれて、元気に育ってくれている事に感謝です。

入院期間に毎日、お腹の赤ちゃんに「今日もお腹の中に居てくれてありがとう」と語っていた日々は忘れられません!

今でも入院中にお世話になった入院仲間の方とは仲良く連絡を取り合っています。

 

妊娠中の方は、ぜひ自分と赤ちゃんのために、ゆったり回りに甘えさせてもらいながら過ごして頂きたいです。

自分の体調の変化に気がつけるのは自分だけです!

初産婦だった私は「こんな些細な症状で検診ではない日に診てもらうのは迷惑かな」と考えてしまい、病院に行くのも躊躇っていました。

しかし、些細な症状でも重篤になってしまう可能性もあるので躊躇わずにかかりつけの産院に連絡するべきだと思い知らされました。

とても怖い思いをしましたが、妊娠する事・無事出産できる事は奇跡だと教えてくれた娘に感謝の気持ちでいっぱいです。

著者:tivi
年齢:25歳
子どもの年齢:1歳

元気すぎる娘と毎日楽しく過ごしています。最近は、誰にでも愛想を振りまく娘とのわくわく・ハラハラなお散歩が日課です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。