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もう痛いのはイヤ…(涙)!怖くて怖くてガチガチになって挑んだ、初めての人工授精 by pika

こんにちは、pikaです。2歳の双子男児を育てています。

双子を授かるまでのお話。一通りの不妊検査を終え、男性不妊が判明したわたしたち夫婦は、精液再検査の意味もかねて人工授精をおこなうことになりました。

 

今回は、初めての人工授精をしたときのお話です。

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人工授精とは、あらかじめ採精した精子を洗浄・濃縮し、子宮内へ直接注入する治療です。

人工とは名のつくものの、実際は受精のメカニズムの初期段階をほんの少し手助けしてあげるだけのもの。そのため、成功率も510%ほどで、ほぼ自然妊娠の確率と変わりません。

しかし、男性不妊や性交障害のある夫婦には有効な治療です。

  

「体外受精が必要なレベル」の乏精子症・精子無力症であると診断されたわたしたち夫婦でしたが、精液検査は毎回結果のばらつきが大きく1回の結果では判断しにくいもの。ということで、再検査もかねて人工授精をすることに。

(※人工授精では、毎回精液所見を確認します)

 

初めての人工授精。わたしの最大の心配は、子宮卵管造影検査のときのように『気分が悪くなるほどの痛み』があるのではないか、ということでした。

 

前日に急きょ人工授精の日が決まったため、夫婦おたがいに仕事の合間をぬっての時間差受診をすることに。精子はあらかじめ洗浄・濃縮といった処理をする必要があるため、夫は早めに受診。

わたしは処理の終わる時間に合わせて職場から直行し受診しました。

 

スタッフさんのおかげで手際よく準備は進み、いざ内診台へ。

また前回のような、さしこむような強い痛みがあるのでは…と体をこわばらせて身構えていましたが。

クスコという診察器具を入れたな~と思った次の瞬間にはすでに注入は終わっていたらしく、痛みもないまま気づかないうちに人工授精終了。

 

むしろ、そのあとに打たれた排卵誘発剤の注射(筋肉注射)のほうが痛かったという結末に終わりました。

 

この時は、「人工授精用のカテーテルは造影のものより細いから痛くないんだ」と思ってしまったわたし。実際には、違いました…

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著者:pika
子どもの年齢:2歳双子

1981年生まれ。医師。2012年、妊活の記録のため「ピカ待ちブログ」を始める。その後、体外受精を経て一卵性双胎を授かり、2014年5月に双子を出産。双胎妊娠・出産の記録である「続ピカ待ち☆MD twin DIARY」を経て現在はツイッターやブログなどで双子育児の様子をお送りしています。

ブログ:「ふたご絵日記

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