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難しいことは考えずに歩き始めてみよう。母親としての一歩を踏み出した「決意」の瞬間 by ナナハル

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出産に至るまで様々な試練があり、

私の場合はとてもじゃないけれど、ひとくくりに「楽しかった妊娠期」なんて言えるものではありませんでした。(個人差大いにアリ!!次はできるだけ楽しんで過ごしたい!!)

 

それでも何とか乗り越えて、ようやく出産というゴールテープを切ったと思ったその瞬間、それはスタートラインに変わり、新たな試練が始まったのでした。

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ようやく2人きりでゆっくりと対面し、自然とわいてきた気持ちから強く決意を固めたそんな朝でした。

この時のことはよく覚えています。

おそらくこれからも絶対に忘れない大事な思い出になったと思います。

 

産後ハイな上にようやく会えた我が子が愛おしすぎてもうわけがわからなくなっていました。 

そんな時小さな声が聞こえて、よく見ると

「うちの子が泣いてる!!これがうちの子の泣き声なんだ!」

 

初めてちゃんと聞く我が子の泣き声。

産む前は、違いがあるの?聞き分けられる?と疑問に思っていたけれど、

 「うん、お隣の子ともこの部屋(4人の大部屋でした)の誰とも違う、うちの子の泣き声だ・・・!!」

そう思ったとき、自然と手がのびて子供のおでこにそっと当てていました。

いつもお腹を触っていたのと同じように。

 

すると、

すーっ  と、

声が消えていき、新生児独特の泣いた時のくしゃっとした顔のシワがとけていき、私の手の中でスヤスヤと眠り始めました。

 

これが私の決意の瞬間でした。

 

ゴールテープを切った後、どこへ行けばいいのかわからず不安だった私の背中を押したのは、紛れもなく産まれたばかりの息子でした。

 

難しいことを考えるのはやめよう、

きっと歩き出すことが大事なんだ!

だったら歩き始めてみよう!

この子と一緒に!!!

そんな気持ちでふみ出した第一歩でした。

>>>次回のエピソード:息子は最高の充電システム!忙しさと痛みとでボロボロだった産後初日の幸せな思い出

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著者:ナナハル

年齢:25歳
子どもの年齢:1歳

アパレル会社にて子供服の企画デザインに携わり、2014年7月やんちゃすぎる息子"ハル"の出産を機に退職。
1歳を機にインスタグラムにて「ナナハル絵日記」を開始。毎日の何気ない出来事や1ヶ月ごとの成長記録イラスト、4コマ漫画を投稿中。
たまにハンドメイドも。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。