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涙が止まらずお祝い膳の味もわからない…初めての育児が戸惑うことばかりでブルーに

まだ産後で入院中の時のこと。

 

初めての出産で、わからないことだらけ。

授乳しようとしても上手く吸ってくれず、吸えなかった分は搾乳器でと思い、夜中でも何度か20分程絞るのにチャレンジ。

でもほんの少しの量しか絞れず…。手と肩の疲れと睡眠不足。

 

その産院では母乳を飲む前と飲んだ後の体重を計り、母乳を飲んだ量を計算して他のお母さん方と共用の記録紙に書くのだが、私だけずっと0gが続き、劣等感…。

 

助産師さんにアドバイスを受けても、人によって言うことが違う。

何を信じればいいのか混乱した。

 

…というのが続いたある日、産院からのサービスのお祝い膳を実母と食べる機会があった。

今からいただこうか、としたところ同室の赤ちゃんが泣き出した。

せっかくのご馳走なのにゆっくり食べてもいられないなんて…。

 

涙があふれ出し、止まらなくなった。

 

なぜか授乳の悩みのことだけではなく、実母への自分を育ててくれた感謝や、お祝い膳のときにこんなに号泣してしまった申し訳なさなど、色んな感情が混ざり合いぐちゃぐちゃになった。

今思えば、マタニティーブルーだったんだと思う。

 

実母に「授乳が上手くいかない、もうよくわからない!」と泣きながらぶちまけたら、見かねた実母が助産師さんを呼んでくれた。

その助産師さんは、「そんなに辛いなら、夜はミルクを飲ませてぐっすり寝てもらって、搾乳はしなくていいからあなたもちゃんと寝なさい」と言ってくれた。

 

涙で鼻が詰まって味もよくわからなかったが、お祝い膳を口に押し込んだ。

 

その後は家族や助産師さんにやたら気を使われ、その申し訳なさからしばらくグズグズが治らなかった。

 

退院後も母乳があまり出なかったので、産院の助産師相談に行っておっぱいマッサージをやってもらったり、アドバイスをもらったりして自分なりに努力してみた。

 

そんな私だったが、産後2ヶ月後には思い切ってミルクをやめて母乳だけにしたところ、母乳が順調に出始め、その後は1歳4ヶ月まで完母で育てることができた。

 

今だったらそこまで完母にこだわらないが、初めての育児だと視野が狭いので「そうじゃなきゃいけない!」と自分を追い詰めがちだと思う。

変なプライドや使命感は捨てて、ミルクが楽だったら楽な方を選択していいんじゃない?と、母乳が出なくて悩んでいる人がいたら言いたいです。

著者:あんどーなつ

33歳。現在妊娠6ヶ月、2歳2ヶ月女の子の母です。

2人目で完母が難しそうなら、無理せずミルクも与えていこうと思ってます。

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