2人の男の子をもつアラサーママです。
子どもは2人でいいと思っていたのに、下の子が2歳を過ぎ、少し手が離れるようになると、もう1人子どもがいてもいいかな?と思うようになりました。
主人と話し合いました。
私はもう1人産むなら、どうしても女の子が欲しいと。
主人は男兄弟の3番目。
確率は男の子の方が高そう...。
男の子、男の子と続いて、3人目も男の子の気がして、踏み出せない。
男の子はママの小さな彼氏。甘えん坊でかわいいが、やっぱり男の子。
わんぱくだし、体力あるし、身体がいくつあっても足りない。
保育士をしていたので、女の子のかわいさも知っている。
次男を妊娠した時も、「次は女の子かね?」のプレッシャーが…笑
3人目が女の子なら「やったね!」
と言われるだろうけど、男の子なら「賑やかになるね!」と言われるだろう。
産み分けをしたいと思い立ってから、インターネットでいろいろ調べた。
方法やジンクス...色々書いてあるが、あまり体験談もない。
やっぱり成功率も低い。
自分で性別を操作するなんて...
性別は神様が決めるもの...
いろいろな意見も読んだ。
でもやれることがあったかもしれないのに、自然妊娠して男の子だったら私は後悔するかもしれない。
「あの時いろいろやってみればよかった」って...
だから私はやれることをやってみようと思った。
自己流ではなく、病院に通ってタイミング法で産み分けをすることに決めた。
病院から説明を受ける。
男の子の遺伝子をもつXの精子はスピードが速いが寿命が短い。
女の子の遺伝子をもつYの精子はスピードは遅いが寿命は長い。
この特性を生かし、卵胞チェックを行い、排卵日前を特定し夫婦生活をもつ、タイミング法を開始する。
女の子を希望の場合は、排卵日2日前のタイミングで夫婦生活をもつこと。
妊娠すること自体が奇跡のようなもので、排卵日をだいたい特定したからといって、妊娠できるとは限らない。
ましてや、女の子が授かる保証もない。
排卵日の前のタイミングで、さらに妊娠率は下がり、成功確率も低いことを言われた。
それでもやると決めた。
まずは基礎体温。
・ちゃんと二層に分かれ、高温期、低温期に分かれているか
・ガクッと下がる時があり、排卵日を予測できるか
そのグラフからだいたいの周期を把握し、卵胞チェックをする。
卵胞チェックは、だいたい2日前のタイミングで通院し、卵胞の大きさを膣内エコーで診てもらう。
約20㎜で排卵するので、約16から18㎜くらいの大きさが2日前くらいのタイミング。そこで夫婦生活のタイミングがとれるようにする。
1から2周期は産み分けでよく使われるピンクゼリーを使ってみる。
夫婦生活時にゼリーを膣内に注入し、浸透させ夫婦生活を行う。
でもなかなか妊娠に至らない。
30歳になり、いろいろと衰えてるのか?
1人目も2人目も2周期目くらいに授かっただけに、年齢的にも身体的にも妊娠できるかすごく心配になった。
タイミングを診てもらいに卵胞チェックには行くけど、妊娠力を高めることした。
妊娠にいいものはなるべく取り入れるようにし、よくないものは避けるようにした。
子授けジンクスも信じた(笑)
生理予定日は毎回ソワソワし、一喜一憂を繰り返す。
そして妊活を始めて6周期目。
生理予定日まで3日前に我慢出来ずに、フライング検査。
...だよね。
今回も線なしか...
検査薬一度置く。
もう一度見てるみる。
髪の毛くらいのうっすい線が見える!
気のせいか?いや薄いけどちゃんと線がある!
6周期目にやっと授かった赤ちゃん。
高温期に摂取すると子宮をふわふわにしてくれるというパイナップルジュースをたくさん飲んだ。
おねがい!たまごちゃんしっかりしがみついていてね!!
あとは赤ちゃんの力を信じるのみ!
待ちきれなくて、早々に病院に行くも何も見えず...笑
でも尿検査でしっかり陽性!
赤ちゃんを信じて、待つこと2週間。
無事に胎嚢、心拍を確認し、妊娠届けもいただき、ようやく「妊娠おめでとうございます」
ずっと待ってたよ!
間もなく、上の子2人にはなかった悪阻が始まりました。
子ども2人いてのマタニティ生活は大変だったけど、あっという間でした。
肝心の性別が判明したのは妊娠7ヶ月ごろ。
産まれるまではわからないから、半信半疑でした。
でも産まれてきたのは、元気な女の子!
男の子2人連れてるのを見て、「次は女の子だといいね」と何回言われたことか...
でもやれることをやってよかったと思っています。
やれることをやらずに男の子だったら、きっとやればよかったと後悔していたから。
でもやれることやって、男の子だったら、そういう運命なんだって受け止められると思いました。
結果、女の子を授かりました!
お友達の中にも女の子希望で病院通っていた人は、行ったり行かなかったりで中途半端に自己流で、結果、男の子でした。
それもそれで運命かもしれない。
でも産み分けすると決めて、妥協せずにやったことを私は満足しています。
私たちの元に来てくれた姫は、メンズたちをメロメロにしてくれています。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:てるみん
現在30歳。長男2011年11月産まれ。次男2013年10月産まれ。2015年5月~タイミング法による産み分け開始。9月に妊娠判明。2015年5月長女出産。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。