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「お母さん、僕がいるから大丈夫だよ!」涙する私に、お腹の中から伝えてくれた息子

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長男が産まれてもうすぐ1年になります。

初めての子育てに、少しだけ慣れてきた、そんなわたしの妊娠期の話です。

 

少し長くなりますが、私にはもう実の両親はいません。父は5年前、母は2年前に病気で亡くなりました。

孫の顔がみたいなと言っていた母が闘病の末にいなくなってから約2ヶ月後、妊娠している事が分かりました。主人の誕生日のことでした。

結婚して4年目にして授かれた新しい命に、みんなが喜んでくれました。

お腹の中で順調に大きくなってくれて、そろそろ胎動も分かるころかな?という時期に入ったちょうど去年の夏頃、花火大会の日の事です。

その日は主人は外出しており、家の玄関先から1人で打ち上げられる花火を見ていました。

 

次々に打ち上げられる花火の音を聞くと、2年前に、

「こうやって花火を見られるのは、これが最後かな」

そう言った母の言葉が思い出されて泣きました。

 

我慢してた気持ちがプチっと切れたように涙が溢れ止まりません。

大好きだった母に会いたい。抱きしめて欲しい。

初めての妊娠で両親がいなくて不安な気持ちも手伝ってか、息ができなくなるぐらい泣き叫びました。

帰ってきた主人が私が泣いてるの見て驚き、話を聞いてくれてやっと落ち着き、眠りにつきました。

 

そして翌日。

主人と一緒にリビングのソファーでテレビを見ていた時の事です。

初めて胎動を感じました。

「お母さん、僕がいるから大丈夫だよ。一緒にいるからね」

昨夜に大泣きした私の声が聞こえてたのでしょうか?

お腹の中でそう言ってくれてるような気がして、嬉しくて泣きました。

 

出産、子育てに対する不安な気持ちを、まさか子供に助けられるなんて思いもしませんでした。

この事があってから、「赤ちゃんはお腹の中から全部聞いてるんだな」と思うようになり、「しっかりしなきゃ!」と少しだけ強くなりました。

 

そして、今年の花火大会の日。

予定より少しだけ早くはなりましたが、無事卒乳する事ができました。

 

花火を見ると思い出す。

少しだけ強くなった自分。

著者:キンチョール

2015年12月に第一子を出産した新米ママ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。