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「生まれてきてくれてありがとう」二度の流産、不育症を乗り越えて夫婦で涙した出産

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結婚をして約一年が過ぎた頃、ようやく妊娠検査薬に「陽性」のラインが出ました。
とても嬉しくて喜びでいっぱいの私に早速やってきたつわり
つわりもあることだし、きっと赤ちゃんも元気でいてくれるだろうと思って産婦人科を受診しました。

しかし、診察では「赤ちゃんが育っていないかもしれない」「来週まで様子を見て育っていなかったら流産かもしれない」と言われました。
それでも相変わらず続くつわりに、“きっと大丈夫”と言い聞かせ期待を抱き、とてつも長く感じた一週間を乗り越えました。
しかし再診の結果、あれから赤ちゃんは育っていなかったのです。
どんなに妊娠初期でもなくした命に変わりはなく、涙が止まらなかったのを覚えています。

それから数ヶ月後、運良く再び妊娠することができたのです。
前回のこともあり不安になりながらも産婦人科を受診して、今度は心拍の確認までできたので一安心していました。
また一週間後に受診するように言われて病院に行った時は妊娠11週目。前回は確認できていた心拍は確認できず二度目の流産になったのです。
まさか自分が二回も流産するなんて思いもせずにいたので、ショックは大きかったです。

その産婦人科の医師に「赤ちゃんが育ちにくいのかもしれないから血液検査をしてみた方がいいかもしれない」と言われて、次の妊娠をする前には血液検査をする予定になっていました。
そうして半年が経とうとした頃に体調の変化を感じて妊娠検査薬で検査をすると再び「陽性」のラインが出たのです。
まだ血液検査をする時期になっていなかったので、妊娠するには少し早かったと思いつつ産婦人科を再び受診しました。

正直なところ、産婦人科の医師に怒られるんじゃないかと不安だったけれど、医師は「妊娠したんだね!」と普通の返しでした。妊娠したので妊娠前に比べると正確な結果が出ないかもしれないけど、検査しておいた方がきっと安心だからということで血液検査をしました。

 

その結果、数値は妊娠によって多くなっているかもしれないが問題がないと言い切れず、妊娠をしても赤ちゃんが上手く育つことができない“不育症”の疑いがあると言われたのです。
そのため、血液をサラサラにして胎盤が出来るのを手助けする役割のある薬を飲むことになりました。

 

その薬を服用しながらなんとか妊娠後期まで問題なく過ごせました。
薬は遅くとも出産の一ヶ月前くらいには止めておかなければいけないので、その時期に最後の薬を飲みました。この薬を飲むのを止めたらまた元気な赤ちゃんに会えないんじゃないかと不安でしたが胎動もあるからと前向きに気持ちを奮い立たせました。

 

そして臨月に入り予定日よりも早く陣痛が始まりました。
陣痛の波がくると動けなくなるくらいの痛みでした。
なんとか産婦人科に着いてそのまま分娩室へ入り、約二時間程。最後のいきみをした次の瞬間に大きな産声が分娩室に響きました。
その産声を聞いて自然に私も主人も涙を流し、我が子に「生まれてきてくれてありがとう」と言いました。

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著者:せつな
年齢:27歳
子どもの年齢:1歳半と生後4カ月

1歳半と生後4カ月のママをしています。

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