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無痛分娩なのに!

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私が通院していた産婦人科無痛分娩を推奨していて、追加料金は無しで帝王切開以外の妊婦さんは全員自動的に無痛分娩になるところでした。

田舎なもので産婦人科は市に二つしかなく、無痛分娩がいいからそこを選んだというわけではなく、一番は家から近いという理由でした。

同じ病院で一年前に産んだ友達やネット、雑誌、一人目は普通分娩で二人目は無痛分娩で生んだ知り合いなどの話から「無痛分娩だからそんなに痛くなく産める!」という考えしか持たなかった私。

痛みがないからいきみかたがわからないとか、痛みがないから冷静な分娩が出来るとかそういう意見ばっかり目の当たりにしていました。

 

いきみかたも練習しなくてもどうにかなると思っていましたし、市のマタニティセミナーもお産の進め方は行かなくて大丈夫だよねーなんて思っていました。

しかし、いざ出産となるとそんな考えは見事に崩れ去っていきました。

麻酔の量が足りなかったのか全く痛みが取れず、初めてのお産なのでどうしていいかわからず、叫ぶほど痛いのに声出すと赤ちゃんが出られないからと言われ、心細く主人の手を握っていたいのに取っ手をつかむように言われ…

思い描いていた出産とはかけ離れていました。

 

不安と痛みから涙がボロボロこぼれ、やっと生まれた時には感動よりも疲労感や無痛分娩というものの裏切り(勝手にそう思っているだけですが)に憔悴しきっていて、我が子の誕生があまり記憶にないという惨事…

私の思い描いていた出産は、笑顔での分娩で赤ちゃんが生まれたら感動の涙を流す。

そんな感じだったので正反対になってしまいました。

 

唯一良かった点は、出産時痛みを経験したため後陣痛の痛さがそんなに感じられなかったという点のみ。

普通分娩よりは痛くないんだからとか昔は無痛分娩なんてなかったんだからなどの言葉、出産の疲れ、隣室の夜中の話し声のせいでの寝不足などから産後1日目にはもうすでにうつ状態になってしまい、一人病室でボロボロと涙を流していました。

後から聞いた話だと、お酒が強い人は麻酔が効きにくいらしく…

妊娠前に毎晩晩酌していた私はとても後悔しました。

 

無痛分娩であんな思いするなら、普通分娩で頑張ったねと言われた方が何倍も良かったとひしひし思います。

ですが、生まれた我が子はとても可愛く、どんな出産方法だろうと天使のような存在に思えます。

子供が苦手な私は出産前、我が子が可愛いと思えなかったらどうしようとずっと不安でいましたが今や親バカ全開です。

無痛分娩に対してのトラウマがあり二人目なんてはまだまだ考えられませんが、我が子に出会えた奇跡がとても幸せです。

著者:いく

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。